青梗菜
畑では春夏野菜の植え付けがそろそろ始まります。秋冬野菜をかたづけて畑の地力をつける時期です。青梗菜はこの収穫で終わりで、畑をかたづけてしまいます。最後のお役目を果たしてくれる青梗菜です。後一品欲しいとき、青梗菜は便利です。他のものがなくても青梗菜だけで炒めても立派な一品になります。
鈴木さんのゴボウは収量が終了しました。里芋はまだあります。こうして次々冬野菜がなくなり、春野菜へと準備が進められて行きます。
ほうれん草
昔から食べ合わせの悪い食べ物があると言われています。例えばウナギとうめぼし、天ぷらとスイカ、などですが、お聞きになったことありますか。前出の例は、科学的な論拠がどうなのかよく分かりませんが、食べ合わせの悪いものってあることは確かです。
ほうれん草とゆで卵は、相性が悪いそうです。ゆで卵の硫化水素がほうれん草の鉄分を低下させるようです。持っている栄養素を一方の食品の働きで弱めてしまうということです。同じ卵でもほうれん草を炒めて卵を落としてからめたり、スクランブルエッグなら問題がありません。
しかし、お腹をこわしたりするわけではないので、ほうれん草とゆで卵が同じ食卓に載っても問題が発生するということはありません。栄養のことを考えましたら、ほうれん草の時は、ゆで卵は避けた方が良いかも知れませんが、食べ物は食べるとこ自体の行為に楽しみもありますので、たまには、ゆで卵とほうれん草を一緒に食べても、次で栄養を考えれば良いのではないでしょうか。
ついでに書きますと枝豆とチーズも相性は良くないようです。枝豆とチーズって酒の肴に一緒に食べそうな組み合わせです。枝豆もフィチン酸がチーズのカルシウムの吸収を妨げてしまうそうです。枝豆とチーズってビールのおつまみにしてますよね。栄養的にはそうであってもビールを楽しむのに気にしてましたら美味しさが半減してしまいます。余り気にしないで、さらりと読んでください。絶対に一緒に食べてはいけないものではないのですから。