やさい通信
2005年2月7日(月)
福富りえ子
八王子市東浅川553
TEL: 0426-68-3501
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本日の「私のやさい畑」は、下記の5品目です。 
   小比企町の鈴木さん  
    館町の田中さん     
ねぎ
白菜
小松菜
ほうれん草
八ッ子


八ッ子


 皮ごとゆでたり蒸したりして、中を押し出すように塩や醤油をつけて食べます。素朴な味わいをお楽しみください。

白菜


 白菜は、半分にしてのお届けが多かったので、丸ごと使う料理に対応出来るように、今回は丸ごと一つお届けする事にしました。たくさん召し上がってください。漬け物、鍋物、煮物、あえ物、炒め物など冬の食卓に欠かせない野菜です。ビタミンCが多く含まれています。キャベツより糖質が少なく、エネルギーも低めです。カルシウム、鉄、マグネシウムが含まれています。

 挽き肉だねを包んで煮るロール白菜や、葉と葉の間に挽き肉を挟んで煮る重ね煮など葉が丸ごとあったほうが、使えます。葉を一枚ずつはがす場合、根元の芯のまわりに包丁で切り込みを入れ、軸のほうから1枚ずつ静かにはがして使います。ロール白菜のように葉をゆでて使う時は、少量の水を加えてふたをして蒸し煮にします。たっぷりの湯でゆでますと、旨みが逃げてしまいます。

 柔らかくなったらザルに取り水気を切って、そのまま冷やします。熱いうちに塩少々をふっておくと柔らかくなり、水っぽさが取れます。

 外葉から順次はがしていった白菜は、新聞紙に包んで冷暗所に芯を下にして立てておくと3週間くらい保存できます。新聞紙が湿ってきたら取り替えるようにします。横に寝かすと重みで葉が痛みます。必ず立てます。3週間という保存期間は、時期や時の温度、置く場所により異なりますので必ず持つというものではありません。うまく保存が出来れば、一ヶ月くらい持つ場合もあります。今はどこのお宅も台所が暖かいので難しいかもしれません。

 カットしたものは、ラップなどにくるんで冷蔵庫の野菜室で保存しますが、丸のままのように長持ちはしません。

レモンの使い方


 東浅川町の渡辺さんからです。絶対にこれ真似してみようと思いました。しぼった後、皮を薄くむいて無水エタノール(消毒用エタノールでもOK)に漬けます。レモンの香りがアルコール分に移り、消臭やそうじに使います。(スプレー容器に入れると便利です。)

 皮をむいた後のは、いくつかまとまったら、かぶるくらいの水で煮出し漉して、頭髪のリンスや入浴剤(重曹と混ぜる)、掃除に使います。2〜3日で使い切り冷暗所で保存します。

 切り口でガラスやスプーン、フォーク等、シンクの蛇口などを磨きます。

 ということで捨てるところがありません。こんなに活用されてますとレモンもきっと本望にちがいありません。オレンジの入った洗剤というのを聞いたことがあります。環境に良いようなことが言われていたりします。オレンジを使うことは確かに良いことなのかもしれません。しかし、気になるのが農薬です。特に輸入オレンジを使って作ったものなど、農薬、防腐剤、防かび剤等々どのくらい残留しているか、わかりません。農薬の心配のない柑橘類がきちんと使われているのか、説明がないと恐くて使えません。

 その点、秋沢さんのや今井浜生産グループの作ったレモンなら表面は奇麗でないかも知れませんが、安心です。すごいアイデアです。使った後のレモンを持って、お風呂に入った時、ついでに蛇口でも磨こうかしら。良い香りがして、気持ちがいいと思います。とっておきの情報でした。