やさい通信
2004年6月7日(月)
福富りえ子
八王子市東浅川553
TEL: 0426-68-3501
E-mail:yasai@din.or.jp 
Home Page: http://www.din.or.jp/~yasai/
 

本日の「私のやさい畑」は、下記の5品目です。 
  小比企町の鈴木さん   
    館町の田中さん   
キャベツ
ミニトマト又はきゅうり
かぶ又は青梗菜
大根
菜々色セット


菜々色セット


  菜々色(なないろ)セットです。先週と同じですが、名前が違います。田中さんが菜々色セットと名付けました小松菜、水菜、高菜、ロケット、ターサイ、ベか菜、セリホンの7種類の7(なな)と菜(な)の音をかけて、菜々色です。七々色でないところがしゃれていると思いませんか。先週どのように召し上がっていただけましたでしょうか。先週と違ったバランスで入っていると思います。全体を見ますと同じものはありません。お楽しみ菜袋とでも言いましょうか。
 
又はが多くなっています。


 ミニトマト又はきゅうり、かぶ又は青梗菜と、又は、が多くて定まりません。先週も書きましたが、野菜の生育が順調ではありません。先週も予定したのが全部揃ったのは月曜日の日だけで、後の曜日は何らかの変更がありました。インターネットでやさい通信を見られて、来る野菜を予定されてた方にはご迷惑おかけしました。

 この時期、例年なら野菜が一番豊富です。原因は天候のせいだけとも思えません。しかし、何が原因かもわかりません。綾子さんは、昨年、たくさん余ったので今年は植え付けの量を減らしたから、うまくいかなかったのかしらと言っていました。どうもそういう問題でなさそうです。関東地方全域の問題のようで、青果市場に入る荷量も少ないようです。

 野菜がないのではなく、収量が少ないのです。それで、その日に収量が上がりそうな野菜をセットします。ご了承ください。



 インターネットはとても便利です。自分が現地へいかなくとも瞬時に遠くの生産地の様子の写真を送ってもらえます。辞書を調べるように情報も取り出せることが出来ます。今まででしたら、必要な情報を得るために役所に行かなければならなかったことも今はインターネットでわかることもあり、本当に便利だと思います。

 反面、ウイルスや迷惑なメールが許可無く進入してきて、うんざりするというより、苛立ちさえ感じます。私はメールをする場合、先方の名前、日付、内容、最後に自分の名前とこんな風に、いわば手紙体に書いていました。しかし大方のメールが、○○です。と自分の名を先に名乗る形式で書いてきます。

 元気ですかとか時候の挨拶もなく○○ですと始まり用件を端的に短く伝えてきます。最初は戸惑いましたが、合理的かなと思い最近では、私もいきなり用件を書く方式で書くこともあります。

 書いたものは、言葉は言葉としての意味しかなさないので、コミュニケーションの手段としては、難しいものがあります。対面で話をしますと言葉は言葉以外の意味を持たせることが出来ます。「もう、ばかなんだから」と優しい眼差しで、にっこりして言われたら、それは愛情表現の一つかもしれません。電話でも対面ほどではなくてもそのしゃべり方で、言葉の意味とは違う意味を持たせることができます。 

 しかし書いたものは書いた言葉の意味しか持ちません。チャットというのがあるのを知りました。メールよりもっと会話風にやり取りが出来るものらしいが、やったことがないのでわかりません。言葉が原因で痛ましい事件が起きました。便利な通信手段ができても、対面で行うコミュニケーションが一番大事だということを忘れたくありません。