やさい通信
2004年4月19日(月)
福富りえ子
八王子市東浅川553
TEL: 0426-68-3501
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本日の「私のやさい畑」は、下記の5品目です。 
    小比企町の鈴木さん     
     館町の田中さん    
ニラ
ごぼう
小松菜
水菜
みつば


小松菜


 春、夏野菜の植え付けも終わり、成育は順調です。来週あたりからぽつぽつ、5月になると豊富に出始めます。端境期も終わりそうです。小松菜はまだ小ぶりですが、お天気がいいと多少伸びが速いことを期待して、組みました。先週のかぶもまだ小玉だったのが行きました。かぶの葉は、おしたひでも食べられるほど柔らかでした。今日のは春の小松菜です。

水菜


 みなみ野にある大スーパーに行きました。今、スーパーは夜遅くまで開いていて夜になっても野菜がたくさん置いてあります。車社会で、夕飯が終わってから買い物に行くのでしょうか。夜でも人が出ていました。輸入野菜と国産野菜が入り混じって置いてました。たまにスーパー等に勉学に行かないと井の中の蛙になってしまいます。

 見るものは、表示と価格と分量と品揃えです。韓国産のパプリカ(カラーピーマン)が赤と黄色のが鮮やかにありました。これがどんな栽培方法であるか見てもわかりません。パプリカを無・低農薬で作るのは非常に難しいのです。いろんな生産者がチャレンジしましたが、色が変わる瞬間にだめになってしまいます。たくさん農薬を使えばもつのでしょうが。

 いろいろなことを思いながら店内を歩きます。ニーズがあり欲しいものがあっても、それなりのものが見つからないと取り扱えないジレンマを豊富な品揃えを見ると感じます。今回パプリカは見つかってよかった。(単品で扱っています。)

 昔ドイツに行った時、反原発の集会が野外であり、偶然遭遇したその集まりに参加しました。昼時でしたので、それぞれの場所に座って、パンを食べたりしていました。その時の集会の内容は、今となっては全然覚えていませんが、パプリカを左手に、右手に小さなナイフを持ち、右手のナイフでパプリカを縦にスティック状に切り、右手にナイフを持ったままスティックパプリカをそのまま口に入れて食べている男性のことは鮮明に覚えています。

 ドイツの人は、パプリカをこうやって食べるのかしらと見てました。(もしかしたら彼はドイツ人でなかったかも知れませんが)それが、ドイツの一般的な食べ方なのかどうかも知りません。ただ、そのときは強烈に、その食べ方に魅せられました。念願叶って10年目、ついに私も左にパプリカ、右にナイフでパプリカを食べる時がやってきました。

 ボディーガードという映画ご存知ですか。あの中で、ボディガードさんが、一人苦悶の中、りんごを右手にナイフを左手に持ち、ナイフでりんごを切り、ナイフを持ったままりんごを口に入れるシーンがあります。それを見て、あの時ドイツで見た食べ方と同じだと思いました。

 ところで水菜です。スーパーに丈の長いのと短い水菜が取りそろっていました。サラダブームを支えているのでしょうか。水菜がどういうふうに置かれているか見てみたかったので、しっかり見てきました。サラダ用なのでしょうか、量は少量でした。ところでスーパーに行って何も買わずに見ただけと思われましたか。何を買ったのか、気になりますか。笑わないでください。つまらないお菓子を買いました。



 イラクで人質の方々が解放されて良かったと思います。しかし一難去って又一難です。報復の連鎖が広がるばかりで、解決の糸口を見つけようとしないのは何故でしょう。武力で抑えるエゴが、報復となります。テロと戦うといいつつ、自国の言いなりの国を作ろうとしているだけではありませんか。戦争終結を言い渡してから、戦争はより激しくなりイラクの幼い子供たちが、死んでいきました。米兵だって、帰ってくるのを待ち望んでいる人たちの元に帰ることが出来ずに亡くなった人たちが大勢います。自衛隊も米軍も全ての軍隊を引き上げて、国連による解決が必要ではないでしょうか。