やさい通信
2004年3月22日(月)
福富りえ子
八王子市東浅川553
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本日の「私のやさい畑」は、下記の5品目です。 
    小比企町の鈴木さん     
     館町の田中さん    
みつば
ごぼう
にんじん
プチヴェール
ほうれん草


プチヴェール


 芽キャベツとケールの交配種で結球しない縮れた葉の野菜です。「やさい畑」では、はじめて登場の野菜です。レストランや料亭用に出回っていましす。水洗いして熱湯で3分程度ゆでで食べます。火の通りが早くアクも少ない野菜です。サラダ、和え物、炒め物、天ぷら、煮込み、鍋物、何でも合います。ドレッシングも和風でも中華風でもマヨネーズでも合います。

 丸ともの生さくらますがあったので、ムニエルにして、その付け合せでレモンを効かせたドレッシングで食べました。ピンクのさくらますと花開いたようなプチヴェールの取り合わせは、黄色いレモンの色と相まって色合いの華やかな食卓になりました。葉を1枚づつはずしてもいいですが、丸のまま花開かせて置きました。大き目のお皿にのせてフランス料理のレストランで食事している気分でした。

 芽キャベツより栄養価は高く、カロチン、ビタミンC、鉄分が多く含まれている緑黄色野菜です。味は何とも言えませんが、ジュースにすると健康ジュースです。

みつば


 初春に出回るみつばです。香りを楽しみます。一本の茎に3つの葉がつくから、みつばです。元々は東南アジアの山野に自生していたもので、日本と中国で栽培用に品種改良され食用になっています。

 みつばのおひたしは胃の清涼剤です。みつばが出ますと私は、必ずおひたしで食べます。胃に入っていく瞬間、胃の中がきれいになる感じがします。口と胃で2度、味わうことができます。

 磯沼さんのヨーグルトを毎日食べていますが、口の中がさわやかなのはもちろんですが、胃の中に入っていくその過程の清涼感が身体を幸福にさせます。満腹になった満足感とは違います。胃の中にいいのもが入った幸福感です。是非是非実感してみていただきたいと思います。そういう意味で、みつばのおひたしは絶対にお薦めです。 



 川町の高橋さんから介護保険の矛盾点の指摘がありました。高橋さんは介助で腱鞘炎になり手術を受けなければならない程でした。手術をされ今は、大丈夫の様ですが、介助の仕事は大変と一口で言えない程、体力的にも気遣いも並みのご苦労ではありません。それを毎日の生活の中で行っている高橋さんに敬意を表しています。

 私も介護保険料を支払っています。従来の健康保険料に加えて40歳になると払う構造です。それで介助が必要になった時、必要なサービスを必要なだけ介護保険制度の中で受けられるのでしょうか。要介護○と介護レベルを認定して、それに合わせた介護を受けるというのでは、個々人に必要な介助が何なのかを無視したやり方でだと思います。

 介護保険の当事者と生活されている高橋さんが、おたよりで問題提起したことは、保険から支払われる金額の額についてです。単価が設定されている基準がわかりにくいということです。それ故介護が商売の手段になるのではということです。

 高橋さんの文章は続きます。介護保険が破綻状態、国民がやっとの思いで支払っている税金、本当に必要な所に、正しく使って欲しい・・・切実な願いです。現場で働くヘルパーさんは、保険の導入で厳しくなっていると言うのです。施設側から採算という言葉があり、心ある介護がそれで出来るのかということです。

 最後にみんなが納めた大切な税金、使われ方にだれが責任を取ってくれるのでしょうか。信頼できる国になることを願うと結んでいます。

 介助も食も命や人権に関わることに、効率主義や経済性が優先されては、いいものになりません。