やさい通信
2003年12月5日(金)
福富りえ子
八王子市東浅川553
TEL: 0426-68-3501
E-mail:yasai@din.or.jp 
Home Page: http://www.din.or.jp/~yasai/
 

本日の「私のやさい畑」は、下記の5品目です。 
  小比企町の鈴木さん   
     館町の田中さん     
かぶ
大根
小松菜
水菜
キャベツ


小松菜


 小松菜は冬場の貴重な緑黄色野菜です。ビタミンAを多く含み、100gで1日の必要量が摂取できます。油を使った料理にしますとAの摂取量はなんと8倍にも増えます。カルシウムもビタミンCも多く、鉄やリン、カリウムも含まれています。

 カルシウムと言えば牛乳を思い浮かべますが、小魚や野菜からも取ることが出来ます。骨や歯を形成しているカルシウムは重要なミネラルです。体内のカルシウムの99%は骨と歯にあります。しかし、カルシウム=骨ばかりではありません。、血液中や筋肉細胞膜の中にもカルシウムは存在し、神経や筋肉の興奮を調整したり、心臓の鼓動を一定に保つ仕事をしています。

 血液中のカルシウムが消費されますと、骨や歯に蓄えられたカルシウムが血液中の出てきて、血中のカルシウム濃度が一定に保たれます。骨や歯自体も新陳代謝が行われているので、一定量のカルシウムは常に出入りしています。骨や歯はカルシウムの貯蔵庫です。カルシウムが不足しますと骨粗しょう症になったりするのです。

 筋肉は動かさないと弱くなります。骨も体を動かさないと同じです。宇宙飛行士は無重力状態におかれるため、骨からカルシウムが抜け出してしまうそうです。掃除って結構いい運動です。上向いたり、下向いたり腰をひねったり、特に埃取り、たんすの上や障子の桟の埃とりは体が伸びていい感じです。最近、掃除も面倒で汚す人もいないので、掃除の回数が減り気味です。その上、掃除ロボットなるものがあることを知って家にあったらいいなあと狙っています。

 朝出かける時にセットしていけば、帰って来る頃には、きれいになっているなんて、幸せじゃないですか。丸い小さな円盤みたいなのもですが、部屋の隅はきれいにならない欠点があると言うことでしたが、より最近の情報に寄りますと円盤から足が伸びて隅もきれいにするのが現れたというではありませんか。掃除機のブラシの部分にひびが入ってしまったものを使っているので、ちょっと高いのですが、アレルギー対応で排気の少ないのを買おうかとカタログを見たりしているところです。待て待て、未熟とはいえ掃除してくれるのなら掃除ロボットの方がいいかしらね。

 でも掃除ロボットは床のごみ取りだけだし・・・・・・そのうち良いのが発明されそう。風呂洗いロボット、トイレ洗いロボット、私ってものぐさですね。エネルギーのことも考えないと良いのがあればだけでは、だめですね。

かぶ


 かぶを先々週入れましたが、どうでした。根を7ミリくらいのいちょう切りにして葉を細かく切り、塩もみにしたのが美味しくて、一回に一人で3玉くらい食べてしまいました。サラダ感覚でモリモリ食べました。これからはかぶ入りシチューなどいかがでしょうか。

 野沢菜というのをご存知かと思います。野沢菜漬けで有名です。この野沢菜はかぶの仲間です。葉だけが伸び葉を食べます。鳴沢菜、葉広菜、長禅寺菜など甲信地方では、かぶの仲間が栽培されています。皆葉を食べます。葉をすぐに使うあてがないときは、塩ゆでにして冷凍すれば、必要なときに味噌汁の実に入れたり役に立ちます。

田中さんの野菜


 田中さんの野菜は全部液肥で作っています。生ごみを液肥にして、それを堆肥にします。虫除けには木酢液を使います。生ごみを堆肥にする機械は畑に置いてあります。ボランティアさんが協力しているようです。まったく農薬は使わないサイクルが出来上がっています。キャベツが続いていますが、今日は田中さんのです。又。違った思いで召し上がってください。

 毎朝お花やさんの香織さんの前を通って事務所に着ます。そこが通勤の通り道なのです。香織さんの店頭に葉ボタンが並びはじめました。12月を感じる花です。葉ボタンはキャベツを観賞用に改良したものです。花と言っては間違いですね。青汁のケールもキャベツの一種です。結球しないキャベツの仲間です。