やさい通信
2003年11月24日(月)
福富りえ子
八王子市東浅川553
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本日の「私のやさい畑」は、下記の6品目です。 
  小比企町の鈴木さん   
     館町の田中さん     
にんじん
ピーマン
ターサイ
キャベツ
春菊
ミニ白菜


ピーマン


 季節外れのピーマンです。暖かい秋に霜が降りずに、ピーマンが成り続けています。ピーマンは高温を必要とし、寒さに敏感な野菜です。この季節まで成育が進むのは気候が変わってきているからです。一時寒くなりストーブの用意をしたのですが、必要のない日が多いこの頃です。晩秋の八王子産路地ピーマン、貴重と言っていいのか、天候の不順を嘆くのか、どちらでしょう。成っているピーマンを食べながら地球環境を考えてみてください。と約束しても強烈な霜が降りると駄目になってしまいます。11月最後の週のピーマン28日までお届けできますか不安です。

 夏には夏の旬が、冬には冬の旬があり、旬に取れた物が、栄養価も一番高いし身体にいいし、無理してエネルギー使って冬に夏の物を食べなくてもという持論を主張しますと今出来ているものを食べましょうということになり、野菜の旬が変わってしまいます。気候変動が地球の温暖化によるものだとしましたら、もっと深刻に受け止めないとまずいのではないでしょうか。

 野菜や果物には北限や南限があり、みかんとりんごの棲み分けができていました。北の方までみかんが取れだすと、日本でりんごが収穫出来なくなります。将来的に確実に進んでいる地球温暖化現象に、人類はさして真剣に取り組んでいるとも思えません。自然からの大きなしっぺ返を侮ってはいけないと思います。ピーマン食べ食べ考えたいと思います。

 ハウス栽培のピーマンと違って、ビタミンCやカロチンが豊富です。並の大きさのピーマン4個で、1日に必要なビタミンCを取ることが出来ます。太陽の光が夏ほどでないことを差し引いても5〜6個でビタミンCが摂取出来ていまいます。

ターサイ


 中国生まれの野菜です。花のように地面に開きます。繊維質が少ない歯切れのよい野菜です。カロチンやビタミンCが豊富な緑黄色野菜で炒め物、クリーム煮、スープ、鍋物などほか以外におひたしにも合います。

白菜


 ビタミンCが白菜も豊富です。漬け物にしますとビタミンCが失われないで、乳酸菌などの腸内細菌ができ整腸効果が高まります。ミネラル分も漬け物にした方が効率よく摂取できます。塩漬けの白菜にキムチの素をかけて食べれば食欲モリモリです。

 体を暖める野菜なので芯を煮込んだスープは風邪予防に有効です。スープにしたり、鍋ものに入れたり、炒めのも、クリーム煮、煮物とたくさん食べてビタミンCをたっぷり取ってください。



 毎日のように報道されるテロ事件。自分の命と引き替えにする痛ましい行為、家族と繋がる人たちを深い悲しみに落とし入れても断行するのは何故なか検証なくして、テロの撲滅はありえません。テロの犠牲になった人たちにも繋がる人たちがいます。アメリカ大統領もイギリス首相もテロ根絶まで戦うとまだそんなことを言っていますが、戦いの先にテロが増えたことを知らないわけではないでしょうに。イラク派兵をしないトルコのイギリス総領事館が標的にされました。