やさい通信
2003年10月6日(月)
福富りえ子
八王子市東浅川553
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本日の「私のやさい畑」は、下記の5品目です。 
  小比企町の鈴木さん   
     館町の田中さん     
春菊
きゃべつ
抜き菜(大根)
さといも
落花生


落花生


 落花生は、花が開いた後受粉した子房が伸び、地中に潜り込んで実を結びます。そこで落花生という名がつけられらそうです。最上級の滋養強壮食です。栄養価が高く、高エネルギー食品です。発ガン物質の働きを抑えるビタミンE、B2が豊富です。また、これらは大気汚染を防ぐ働きもあると言われています。カリウムも多く利尿、むくみ取りにも役に立つということです。

 エネルギーが高いのでダイエット中の方は、20粒くらい召し上がって、後はご家族の方に回してください。50粒で約ご飯一膳分のエネルギーがあります。

 殻のまま30分〜1時間くらい塩ゆでして、食べるときに殻をむきます。私はダイエットを心がけているのですが、このまま美味しいと言いながらたくさん食べてしまいます。殻をむいたのを甘辛く煮てもいいですし、蜂蜜をかけて食べても美味しいのです。蜂蜜かけ落花生は便秘解消になります。

 会員の方からおすすめの食べ方は、殻をむいてレンジで5分ほどチン、フライパンで2〜3分焦がさないように煎るというものです。この食べ方は試したことがないのですが、おつまみやおやつ風ですね。

 ぬき菜


 最近抜き菜の食べ方で、凝っているのがあります。おしたひに変わりはないのですが、上にすりごまをかけて、しょうゆドレッシングで食べる方法です。凝るとその食べ方ばかりで食べています。

 今日は、大根葉の食べ方ではなく、利用方法を書いてみます。まず抜け毛防止には、大根葉を干して煮た汁にしょうがのおろし汁をたらして髪を洗うと効果的だそうです。血行を良くし、冷えを改善するには、1日陰干しした葉をガーゼや手ぬぐいで袋を作り、葉を刻んで入れ、お風呂の中へ入れ暖まるといいそうです。これは干葉湯という名前がついています。血行が良くなるので肩こりなどにもいいかもしれません。食べて治す医学大事典より抜粋しました。

 一条ふみさんの「自分で治す草と野菜の常備薬」によりますと、干し葉をみそ汁に入れると美味しいとあります。体を芯から暖めてくれるし、普通のみそ汁は、暖め直すと味が落ちますが、干し葉の汁は何度温め直してもまずくならないということです。昔は春まで食べられるように大事に干し葉をとって置いたそうです。干し葉を煮立たせた汁で、出産後、子なせ婆さま(こう書いてあります)が産婦さんを洗ってあげたとあります。子宮ガンの予防だそうです。

 大辞典の方は1日干した葉を袋に入れてお風呂に入れると良いとありますが、一条さんのには、干し葉はすっかり茶色くなったのでないと、あまり効果がないとあります。さてさてどうなんでしょう。一条さんのに生の葉を熱がある時に、そのまま患部にあてると解熱になるとあります。額に当てると熱が下がるという意味なんでしょうか。それ以上詳しく書いてないのでわかりませんが。

 とにかく良いものだということですよね。大根の抜き菜を調べますと奥深いです。

 前に事務所で飼っている犬の「はる」の話をしたことが、あります。アレルギー症状が全身に出て大変だという話もしたことがあります。獣医さんに通うのを止めて木酢液と食事で治しました。食事は玄米か雑穀の組み合わせに野菜です。犬の祖先はオオカミで肉食だと思うのですが、ベジタリアンになってしまいました。時々酸化防止剤を使ってない煮干しか、ぶぅふぅうぅの肉を混ぜるくらいです。それですっかりよくなりました。「はる」にと言って大量にジャコをいただいたことがあります。それをやったら、瞬く間にアレルギーがでて痒がって大変でした。ジャコが悪いのではなく恐らく酸化防止剤等が添加されていて、それに反応したのだと思います。今日も「はる」は雑穀ご飯に大根抜き菜、かぼちゃの食事です。「はる」14才です。老犬です。