本日の「私のやさい畑」は、下記の6品目です。
| 小比企町の鈴木さん | 館町の田中さん | 中野山王の野島さん |
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ねぎ
モロヘイヤ
きゅうりとなすの詰め合わせ | さといも | とまと |
とまと
野島恒久さんが昔から栽培しているとまとです。珍しいとまとです。とまとも今、甘系が主流でフルーツのようなのもあります。今日のは昔からの品種で酸味がしっかりしているとまとです。ブルーベリーの野島和之さんのお父さんです。お父さんは生で冷やして食べると美味しいですと言っております。酸味があるのでソテーして肉の付け合わせやスパゲティにも合います。
野島さんは自宅の門の所で無人販売をしています。中野山王の近くにお住まいの方はご存じかと思います。低めの台に取れたて野菜や自家製梅干しを売っています。立派な門でお屋敷のようです。お父さんの具合がよろしくなかったようですが、美味しい野菜がでるということは、お元気になられたのだと思います。「やさい畑」では９月の端境期に昔からいただいていましたが、ここ何年か、入院されたりしてご無沙汰しておりました。野島さんのお父さんは、筋の通った人格者で前から私が尊敬している方です。電話の向こうの声が元気そうで安心しています。
野島さんの家の近くに湧水があります。とてもきれいなわき水で付近の人はタンクで水を汲みに来ます。以前知り合いの学者に、町中にあって、これほどきれいな水が湧き出る理由を聞いたことがあります。地下の水には流れがあり、雨が浸透して流れて、湧く経路に汚染がなければきれいな水なのだそうです。水が集まる所、そこが農薬を使わない畑だったり、雑木林だったりすれば、水は美しく存在するのです。
分水嶺があって、そこの湧水にはきれいな水しか流れ込まないのでしょう。その地で作られたとまとです。清冽な水を未来につなげる農作物です。ご賞味ください。
さといも
気温は夏のようですが、夕方になると虫の音色に秋を感じさせます。一足お先にさといもです。早取りで秋一番です。４月に植え付け、６月に土寄せをしました。土寄せとは根元に土を寄せて養分を吸収しやすくすることです。茎が倒れにくくなり、土を耕すことで新しい根を育て、いもを大きくします。さといもはでんぷんが主成分で、カリウムや腸の調子を整える食物繊維が豊富な野菜です。
火星を見ましたか。６万年に一度？でしたか火星が地球に接近するということで、私も絶対に見なくてはと張り切って見ました。もちろん肉眼で、望遠鏡はありません。宇宙のことを語るとわくわくしたのは、若い頃の思い出？現実的になりすぎた自分をも見ました。火星はオレンジ色っぽく大きく輝いているので、すぐに分かります。いつでしたか９日でしたかお月様に一番接近する日とテレビのニュースで写していたので、その日も見ました。月の下一直線の所に火星が小さく光っていました。
２０代、人生の岐路に立ったとき渋谷のプラネタリウムに行き、後髪を引かれる思いを断ち切って、新たに行く道を決めました。星を見ながらでした。本物の星ではないですが、深く星を見て一大決心が出来たのです。誰にも親にも相談しないで、星を見て決めました。運命の決断は不思議です。どういっても間違いではないのですが、その時は、ハムレットのように苦悶しました。私が下した判断を聞いた人は皆、賢くない決断だと言いました。しかし名誉？より自分の好きな道を選択した自分の判断を後悔したことはありません。判断によって人生は大きく変わります。火星を見つめながらそんなことを思い出しました。つまらない話でしたか。
ですから渋谷のプラネタリウムは特別なところでした。それがなくなるニュースをだいぶ前に聞きましが、複雑な心境でした。時は流れる。大げさかもしれませんが、諸行無常という感じがしました。
１１日でしたか、十五夜の日でした。電気を消すと部屋の中が月明かりで、驚くほど明るくなりました。やはり月ではうさぎが餅をついていると思ってしまいました。さといもから何故、火星がでてきたのか、月がでてきたのかと申しますと、さといもを食べることを想像してましたら、月見団子を連想してしまい、月見団子を連想してましたら、月を思い火星を思ったのです。悪しからず。あなたは火星を見て何を思いましたか。
きゅうりとなすの詰め合わせ
何故、きゅうりとなすの詰め合わせにしたのか、その訳を聞いてください。どちらも夏の野菜で収量が落ちています。きゅうりだけ、なすだけでは不足です。そこで思いついたのが詰め合わせです。きゅうりの収量がある日は、きゅうり多め、なす少なめ、なすの収量が上がる日は、なす多め、きゅうり少なめの組み合わせになります。