本日の「私のやさい畑」は、下記の5品目です。
小比企町の鈴木さん | 館町の田中さん | 館町の秋間さん |
いんげん
大葉 |
なす
葉そば | ごぼう |
葉そば
そばの葉です。6月の半ば頃一度お配りしていますが、その時のは摘んだ葉でした。前回召し上がった方、いかがでしたでしょうか。今回のは根付きでいきます。前はお試し程度で量が少なかったのですが、おひたしで食べられるような量にしました。さっぱりして美味しいので、そばの葉を見直しました。和え物や汁の実にもどうぞ。
ごぼう
元横山町の神戸さんからです。「新ごぼうとかぶのみそ汁」を作ってみました。いつものかつおだしパックで作ってとてもおいしかったです。ごぼうとかぶを合わせて使うことはあまりないので考えたことなかったのですが、結構おいしかったので、びっくりしました。ごぼうを千切りにして煮干しで煮たおかずを昔母がよく作っていたのを思い出しました。こんどは煮干しのだしで、おみそ汁を作ってみたいと思います。
私もごぼうとかぶの取り合わせに新鮮さを感じて載せました。だしは煮干しでなくとも、かつおだしでも、いつも使っているものでいいと思います。かぶの収穫も終わり今回はかぶがありません。今日は神戸さん母の味、ごぼうの煮物はいかがでしょうか。煮物は冬の味ではありません。冷たい物が多い夏に胃をたまには暖めてください。秋間さんから野菜をいただけて今年は大助かりです。夏にごぼうが食べられます。
低温状態が続いて、夏野菜の成育が思うようになりません。秋の果物も色づきが遅いという報告が入いっています。夜になりますと高原のように肌寒さを感じます。熱い熱帯夜はうんざりですが、やはり熱い時期には熱くならないといろんな影響が出るし、困ります。晴れ間が待ち遠しいです。洗濯ものも乾かないし。
椎茸の生産者、礒崎さんから資料が届きました。八王子市と農業委員会宛に提出した要望書の写しです。礒崎さんが持っている下恩方水田は国の農業特別振興地域内にあり、指定水田だそうです。1971年から始まった国の減反、転作に協力し、水田として維持管理してきたそうです。その水田用の水路が1991頃よりたびたび埋め立ての危機に陥っているというのです。
一時は水路の原状回復がなされたものの、再び埋められ、しかも某者より払い下げ申請が出ているようです。国の減反政策に協力しているにも関わらず、水田耕作を放棄しているかのように水路は必要ないと認識し、払い下げをしようとしているのです。
礒崎さんは、いつでも米づくりをできる状態にしておくためには、水路は不可欠だと主張します。水路は田んぼのいのち、米作りは、家族の夢、水路が農業以外に利用されたり、個人の所有になってはならないと申し立てを行いました。 何にするのか、何故水路を払い下げたがっているのか不可解です。
水路というのは、川、小さな川の流れです、名のもない支流の支流で田んぼに水を注ぎ込む役目をします。国が指定している水田を国が減反指させ、その命の水路が埋められていることを八王子市は黙認し、払い下げようとしています。
地元の農業を守っていくという姿勢に欠けています。水田は一度潰してしまえば、再開するのにとてつもなく時間がかかります。水田は米の生産をするだけでなく、水を蓄え自然のダムの役割を果たします。環境保全に大きく寄与しているのです。大事にしなければならない物が、何なのかしっかり認識して欲しいのもです。一度失ったら、もう取り返しが付きません。