やさい通信
2003年6月30日(月)
福富りえ子
八王子市東浅川553
TEL: 0426-68-3501
E-mail:yasai@din.or.jp 
Home Page: http://www.din.or.jp/~yasai/
 

本日の「私のやさい畑」は、下記の5品目です。 
  小比企町の鈴木さん   
     館町の田中さん     
    館町の秋間さん   
にんじん
ミニトマト
なす
きゅうり
単品できゅうりをご注文の方は
つる菜又はおかひじき
ねぎ


にんじん


 にんじんの葉を付けるかどうか、微妙な時期になっています。そろそろ葉が枯れかけてきていますので、状態によっては葉を切るかも知れません。

 にんじんの葉は堅い茎を取り除いてかき揚げ風な天ぷらにすると春菊の天ぷらに似た味の天ぷらになります。今月単品にんじんをご注文の方には、秋間さんのにんじんを葉付きでお届け致しました。単位が1キログラムなので葉を除いたにんじん分部だけで1キロになるように計ってくださいという難しい要求に秋間さんは「そうかね。まだ葉っぱもりっぱだから、難しいけれどやってみるかね。」と言って、快く引き受けてくださいました。秋間さんのも7月になると葉付きは無理かもしれません。

 今日のセットのにんじんは鈴木さんのです。先週秋間さんのを取られた方は、大きさの違いを感じるかもしれません。大きさの違いより、微妙に違う味の個性をお楽しみください。

 葉は天ぷらの他に、綾子さんおすすめの料理を紹介します。洗った葉をしんなりするまで炒め、醤油かめんつゆ、みりんなど好みで味を付け、葉が柔らかくなるまでさらに炒めます。そこにちりめんじゃこ、かつぶしを加え、水分がなくなるまで炒めます。火を止めてから炒りゴマを混ぜ合わせてできあがりです。振りかけ風でもありますが、箸休めの一品になります。今回、葉がなかったらごめんなさい。
 
 きゅうり


 ついこの間まで、鈴木さんのきゅうりが豊作でたくさん収穫出来ていたのですが、鈴木さんのは収量が減っています。田中さんのが出始めました。単品できゅりをご注文の方には、つる菜かおかひじきが入ります。

 つる菜もおかひじきもおひたしで召し上がれます。つる菜は金気を嫌います。茎は手で折って葉は摘みます。卵焼きに混ぜたり、ゆでてサラダにしたりします。おかひじきもつる菜のような食べ方に加えてスパゲティなどイタリアンにも合います。どちらもゆでる時は、たっぷりの熱湯に塩を少々入れ、手早くゆで、すぐに冷水に取り冷やします。おかひじきを天ぷらにする場合は薄いゆでずに衣をつけてあげます。

 どちらも緑黄色野菜でカロチン、ビタミンC、カリウム、鉄などを含むヘルシー志向の野菜です。

ヨーグルトのクリーム


 磯沼ヨーグルトはご存知のようにホモジナイズしてないので、ビンの上1センチくらいにクリームがあります。クリームを食べると又、なめらかで美味しいのですが、そのクリームをコーヒーに入れたり、色々楽しみ方があります。

 いつも絵入りの「おたより」を書いてくれるみゆちゃんのお母さんから、5月半ば頃、そのクリームの美味しい使い方をお知らせいただきました。クリームを使ったローストポークです。まずロース肉のかたまりの筋に軽く切れ目を入れます。次に数カ所大きく切れ目を入れ、その切れ目にクリームを塗って、回りに塩、こしょうを振り、パセリの茎や、にんじんの皮や玉ねぎの皮をのせて、170度のオーブンで、20〜30分くらい焼きます。

 串を通して肉汁が透き通っていたら0k。脂身が少しカリッとするくらいが美味しい。塩とこしょうとクリームだけなのに、何、このうまさ!!って感じです。もうたまらないおいしさですよ。やはり決め手はクリーム。とおいしい料理を教えてくださいました。皆さま絶対真似してみてください。

 以前にみゆちゃんから、うちではヨーグルトのクリームをシチューに入れるよ、とても美味しいよ。という「おたより」いただいたことがあります。私など毎朝、ヨーグルトを食べていますが、そのまま芸もなく、器に入れて食べるだけです。こんな風に工夫をされて召し上がってくださっているのが分かるととても嬉しいです。それに捨ててしまうにんじんの皮や玉ねぎの皮が旨みを増進させる力を持っているのには驚きですね。こんな風に利用出来たら最高です。野菜も本望でしょう。