本日の「私のやさい畑」は、下記の5品目です。
小比企町の鈴木さん | 館町の田中さん |
ねぎ
小松菜
からし菜
にんじん | ほうれん草 |
からし菜
独特の辛みを生かして漬け物にしますが、おひたしや和え物、煮物、炒め物にしても美味しいです。私はおひたしにして食べましたが、野生的な味で、辛みはほとんど感じないで食べました。繊維質の野菜なので、3センチくらい短めに切って食べます。
おひたしや和え物にする時は、塩を少々入れた熱湯に根元からいれ、はしで全体を押さえながら火を通し、水に取って、水気を絞ります。漬け物にする場合も水洗いしてから、熱湯をかけ漬け込みます。熱湯をかけてから、切ったのに塩をまぶしてよく揉み合わせれば、即席漬けになります。
ビタミンB1、C、カロチン、カルシュウム、鉄を豊富に含む緑黄色野菜です。9世紀頃に中国から渡来した野菜で、関東以南に定着しました。土着の野菜ではなく、その昔は中国菜だったのです。高菜は塩漬けや味噌をいれたべっこう漬けで知られていますが、からし菜の仲間です。中国料理にあるザーサイですが、茎を食べる高菜の茎を干して漬けたものです。茎用の高菜は日本ではほとんど栽培されていません。
にんじん
にんじんを入れることに綾子さんは、ちょっと心配があるようでしたが、にんじんをお願い出来れば嬉しいということで、決めました。ちょっとの心配感というのは、隔週にんじんを1kg単位(由木さんの)で扱っている間をぬうように鈴木さんのを入れています。それでにんじんが多すぎないか心配だからです。にんじんが主役の料理でお願いします。にんじんに限らず、綾子さんはうちの野菜を食べてもらえれば、嬉しいといつも言っています。
セットを組むにも葉ものばかりにならないようにですとか、一応気を遣っているつもりですが、ご要望にお応え出来ない場合もあり、申しわけなく思っています。個々の価格は、ほうれん草もにんじんも大根も一緒なんですが、全体の重量感が違います。
カロチンの豊富な緑黄色野菜ですが、ビタミンC酸化酵素のアスコルビナーゼを含んでいますので、ビタミンCが豊富な野菜と生で組み合わせない方がいいようです。熱や酸に弱いので、生食での組み合わせを気をつければ問題ありません。栄養的には、油炒めやバター煮が一番です。ビタミンAの吸収を助けます。
小松菜
路地ものなので、葉先が5ミリ程度黄色くなっている葉があります。気にならなければ、そのまま使っていただいて何の問題もありません。霜が降りて、旨みがのっています。
2月23日の朝日新聞です。ご覧になった方もいらっしゃるかと思います。JR南口付近にあった一本のイチョウの木が、環境問題を学ぶ八王子市の女性3人の働きかけで伐採を免れた。特別な由緒やいわれもなく、「通行の妨げになる」と切られるはずだったが、「生きている木を切らないで」という要望を受け、都が別の場所に移植した。という書き出しで始まる新聞記事です。
その3人の女性のうち2人が「やさい畑」の会員さんです。一人は明神町の関口志津子さん、もう一人は北野台の八木雅子さんです。