やさい通信
2003年2月10日(金)
福富りえ子
八王子市東浅川553
TEL: 0426-68-3501
E-mail:yasai@din.or.jp 
Home Page: http://www.din.or.jp/~yasai/
 

本日の「私のやさい畑」は、下記の5品目です。 
    小比企町の鈴木さん   
     館町の田中さん    
大根
小松菜
青梗菜
ミニレタス
サラダほうれん草


 サラダほうれん草

 サラダで食べられるほうれん草です。アクが少なく生食出来ます。生をちぎってイタリアン風サラダにすると美味しいです。個人的好みですと、とうふサラダに入れるのが好きです。サラダほうれん草は人気ですので、田中さんにもその旨、伝えてあります。

ミニレタス


 レタスはビタミン類が多く含まれています。ビタミンEは、血行を良くし、血液の循環を促す作用があるため、貧血予防、肝臓や腎臓を健康に保つ働きがあります。又、レタスには催眠効果があると言われており神経の高ぶりをおさえるそうです。だだし、体を冷やす作用があるので、冷えやすい人は多食をさけます。
 
 サラダにするのには、冷水につけ、よく水気を切り、手でちぎります。余り長く水につけ過ぎると栄養が流れてしまいます。又、包丁で切るとうまみが逃げてしまいますので手でちぎります。

小松菜


 寒さで、野菜に甘みがのっています。 

 「いのちと食べのもネットワーク」主催のチラシが注文書の時に行っています。ざっと上げますと、鍋、はし、い草、家具、文具等が載っていたカラーチラシです「いのちと食べものネットワーク」というのは、全国の安全を追求する宅配や共同購入グループの集まりです。有名?な団体ではありませんが、それぞれ地域で少数の人たちに支持されて頑張っています。共同で品物の開発をしたり、情報交換をします。1年に1度集まって会議をもちます。

 昨年はその会議を金沢で行いました。今年は八王子です。金沢は、おいしいものもたくさんあり、会議の合間には兼六園に散歩に行ったりしました。八王子で自慢できるものは、と考えまして、磯沼牧場を散歩?してもらうことにしました。動物の福祉と言われていますが、大量生産で人間の都合で育てられた牛ではない牛を見てもらえれば、BSE等は、関係ないのだということが、理解できると思います。

 牧場見学、会議と続いた後は、交流会ですが、磯沼牧場の子牛料理をメインにして、鈴木さんの野菜を使ったフランス料理にすることにしました。デザートは原さんのりんごで作ったお菓子とヨーグルトを使ったものと、豪華に考えました。事務所の近くにある「野鴨の家」というよく利用しているフランス料理の店にお願いに行きました。材料持込ですが、気持ちよく引き受けてくださいました。

 子牛は、成牛と違って、油がのっていないのでステーキ等にはできないので、一般になかなか流通してませんが、料理方法によって、美味しく食べられます。カツやハーブを効かせたチーズ焼き、野菜たっふりポトフ、ミートパイなどにすると美味しいです。以前めじろ台の「みささ亭」で作ってもらった磯沼牧場子牛肉のミートパイの味は忘れられません。2頭に1頭の割合くらいで雄牛が生まれるのですから、牧場ではミルクを出す雌牛が必要なので、雄牛は子牛で肉になります。

 子牛料理がもっと普及するといいのですが、値段のこともあり、難しいのです。子牛だからといって安くはないのです。なまなましい話で恐縮ですが、屠殺、解体が小さいからと安いわけではないのです。手間は同じなので、料金もほとんど同じです。解体料が同じで、肉量が少なければ、それを売ろうとすれば、大きな肉より高くつく計算になります。ですからなかなか流通しないのかもしれません。

 会議の時の気分転換用には、飯村屋さんとナチュランドのお菓子を用意します。こうやって準備を進めますと八王子に名物ありということが実感できました。会議は15日にあります。16日はぶぅふぅうぅ農場で放し飼いの豚を見学してもらいます。

 小松菜の甘みの話にやっとたどり着きました。交流会の料理をお願いしているシェフにヨーグルトや野菜を試食してもらいました。特に野菜、ほうれん草などは市販品と比べると色が黄色っぽいし、泥もついているし、いきなり当日持って行っては、驚かれるといけないので、事前に見本を渡しました。わざわざシェフから電話があって、美味しい野菜ですので、良いものが作れますとおっしゃってくださいました。小松菜、ほうれん草今が旬です。ごぼうや長ネギを使ったフランス料理、楽しみです。