本日の「私のやさい畑」は、下記の5品目です。
小比企町の鈴木さん | 館町の田中さん |
さといも
ちんげん菜
白菜抜き菜 |
ずいき
きたあかり(じゃがいも) |
ずいき
八頭の葉柄(ようへい)です。市場ではあまり売られてない野菜です。皮をむき、ゆでて、煮物にしたり、酢の物、みそ汁の具にします。皮は15センチくらいの長さに切り、繊維に沿って筋をはぐように縦にむけば手でむけます。熱湯に塩を加え2〜3分ほどゆで、水にとります。炒った白ごまをすり針でつぶし、みりん、酢、塩混ぜます。白ごま5、みりん3,酢3、塩少々の割合です。かたくしぼったずいきを2〜3センチの長さにきり、器に盛り、ごま酢を添えます。ホワイトアスパラに似た食感ですご賞味ください。
白菜抜き菜
今年は9月の低温が影響して野菜の成長が、全般的に遅くなっています。抜き菜もちんげん菜も小ぶり気味です。10月も半ばになって成育の心配をした年は、記憶にありません。白菜の抜き菜、大根とは違って又、楽しみな野菜です。大根の抜き菜は売っているのを見たことがありますが、白菜の抜き菜は売っているのを見たことがありません。抜き菜は傷みやすいし、市場流通には合わないのかも知れません。と言うことは、こんなに美味しいのもを捨ててしまっているということです。おひたしでも和えものでも炒めものでも何でも美味しいかと思います。
きたあかり
黄肉のいもです。ホクホクの粉質で香りも良く人気上昇中です。男爵いもが母親で、ビタミンCも多く、皮付きのふかしいもや電子レンジでの調理にむいています。レンジによっても違うかも知れませんが、洗った皮付きのいもをラップで包み、150gで5分くらいを目安に加熱します。途中で1回上下を返すと加熱むらが解消できます。じゃがバターなど合います。
又、食品疑惑、台湾産うなぎを国産と表示して販売という情けない出来事が発覚しました。雪印食品、牛肉偽装、無許可の香料使用、無許可農薬の使用…と切れ目なく続く食品疑惑。これらは今になって始まったことではなく、づーと何十年も続けられてきたのだと思います。最近になって分かったのは内部告発や消費者の目が許さない構造が出来たからだと思います。
製造企業や表示を見て購入する消費者を欺いて、企業は大きくなったのです。表示違反という意識もなく当たり前の様に行ってきたのだと思います。正義は負けてきたのです。雪印食品を告発した倉庫会社は仕事が減って、売り上げが半分になったそうです。撤退した所は、疑惑を抱えているからなのかと疑いたくなります。その上、営業停止処分まで国が言ってきたようです。税金をごまかした人を告発したことが罪に問われることがあってはならないと思います。
内部告発は勇気がいります。もしかしたら職を失うかもしれません。原発の事故隠しが発覚したのも内部告発でした。安全や信頼より企業利益を優先させてきたあり方をいつまで続けるのですか。長い物にまかれず、きちんと筋を通す人がいる限り、私も諦めないで安全な食べ物が存在できる社会にしたいと思いました。信頼出来ないと「やさい畑」を止めていく人がいたとしても嘘がないということに自信があるので、気持ちが透明でいられます。