やさい通信
2002年6月17日(月)
福富りえ子
八王子市東浅川553
TEL: 0426-68-3501
E-mail:yasai@din.or.jp 
Home Page: http://www.din.or.jp/~yasai/
 

本日の「私のやさい畑」は、下記の5品目です。 
  小比企町の鈴木さん   
   館町の田中さん    
かぶ
きゃべつ
ねぎ
大根
きゅうり
(きゅうりを単品でご注文の方はつる菜)


きゅうり又はつる菜


 田中さんからもきゅうりが出始めました。これから本格的に夏野菜の出番です。夏野菜と言えば、きゅうり、とまと、なすと急激に種類が少なくなってきます。単品野菜とセットがだぶるといけないと気を付けているのですが、先週もじゃがいもとアンデス(赤じゃが)がだぶった方がいて、申しわけありませんでした。ブロッコリーが急激に花開いて収量が思ったほどあがらずアンデスが行った方のほうが多くなってしまいました。予定としてはブロッコリーでほとんど間に合う筈で万が一のためにアンデスを用意したつもりだったのですが、番狂わせでした。ままなりません。

 今回のように最初から予測がつく場合は、だぶらないように事前に揃えられるのですが、急に変化すると対応できなくなってしまいます。
つる菜ですが、おひたしや和えものでお召し上がりください。鉄分の多い野菜で、胃腸の働きを整えます。ほうれん草に似た風味ですが、食べたとき舌にザラついた感じがあります。金気を嫌う野菜なので、手でポキンと折って利用します。               

きゃべつ


 虫食いが気になるきゃべつです。1年のうちで一番虫対策に悩まされる時期です。薬を使わなければ、やはり虫に食われます。表面を食べてくれればいいのに、中へ中へと食べ進んでいく習性があるようです。表面の葉を一枚づつ食べれば、外葉を取ればいいのですが、人の思い通り虫は動いてくれません。虫食い勘弁のきゃべつです。

注文書


 7月注文書がお手元に届きましたでしょうか。従来の写真付きの説明注文書は1ヶ月分行きましたが、OCR用紙(注文を書く用紙)は1〜2週目の分しか行きませんでした。今まで1〜2週をOCR1枚に入れていましたが、1週分1枚にしました。余白がたくさんあってもったいないようですが、余白の部分はこれから取り扱う品が増える可能性のスペースと思ってください。皆様のリクエストに出来る限り、お答えしてきました。すぐに出来るものや確かさが確立されているものは、右から左に注文品を加えてきました。最近ではラーメンなどがそうです。

 そうするとそれを入れるため、別のものを一時的に注文から外す事になり、やりくりが大変でした。いつでも自由に品数を今度は増やせます。「やさい畑」の立ち上がりからおつき合いいただいた方々は、最初から比べると品数がずいぶん増えたと思っていらっしゃると思います。それよりなにより、技術力が進歩したと思いませんか。注文品を正の字書いて集計していたのが始まりでした。コンピュータを駆使して注文品を読みとり、全員の集計があっという間に出来てしまうようになり、写真などを切り張りして、説明文に張り付けたりしていたのが、コンピュータで全部編集も出来るようになって、ワープロも自慢ではないけれど、触ったことのない私が、インターネットで注文を受けられるようになったのは自分でも驚きです。

 そしてついに1ヶ月に一度の注文では不便だという根元の改革をすることができました。
みつい台の田口さんからメモをいただきました。2週間づつの発注で無駄にすることがなく助かります。ということです。

 ところが大塚の野田さんは、注文書が1週間ごとに提出?という話に驚いています。私は3ヶ月、6ヶ月に一度でもよいくらいだと思っているのです。何故ならやさい畑の品は家庭の常備食品(牛乳、卵、肉、魚、野菜)なので、家族の人数分だけ毎週必要なものだからです。今までの1ヶ月に一度の注文は他の生協にはなく、とても楽で無駄がなく喜んでいたのに。紙も増えるし、出し忘れ、わずらわしさ、仕事が増えるしとおっしゃっています。その分の人件費は、配送の人員や希望の曜日に配達してもらえるようにして欲しいのですが。ということです。

 進歩と思ってやったことが実は不便だった、ということもあるかと思います。ニーズはいろいろあるかとも思います。良かれと思ってもご不便をおかけする結果になるのかと思いますと心苦しい気がします。歩く前に考えるタイプでなく、歩き始めてから考えるタイプの人間がやっています。いろいろご意見いただくことは、ありがたいことだと思っていますし、早足で歩き過ぎるのをゆっくりにしてくれます。ご希望に添えないこともあるかと思いますが、今後もよろしくお願いいたします。