やさい通信
2002年4月29日(月)
福富りえ子
八王子市東浅川553
TEL: 0426-68-3501
E-mail:yasai@din.or.jp 
Home Page: http://www.din.or.jp/~yasai/
 

本日の「私のやさい畑」は、下記の6品目です。 
     小比企町の鈴木さん    
      館町の田中さん      
きゅうり
さといも
のらぼう
葉たまねぎ
ほうれん草
根みつ葉


のらぼう


 地元の野菜が出揃いました。5月、一番豊に種類が出揃う季節です。春の先駆けのらぼうが、今年は思ったように出来なくて伊勢原から葉ものをいただいていました。伊勢原のが悪いと言うのではないのですが、地元産が出揃うとホットします。送ってもらうと朝ちきんと着くのか、ものを確認するまで心配です。生産者の問題ではなく輸送時のトラブル等何があるかわかりません。もちろん間違えることは、ほとんどないのですが、それでも数が合っているかドキドキです。地元ですと例え数を勘違いしてもすぐに取りにいけます。地元きゅうりも出始めました。これから春野菜爛漫です。

 「のらぼう」地の野菜なので、地の方は慣れ親しんでいらっしゃるかも知れませんが、初めて見る方もいらっしゃるかも知れませんので書きます。おひたし、和えもの、炒めもの、みそ汁の具、そんな一般的な葉ものの食べ方で召し上がってください。

根みつ葉


 春先に出るみつ葉です。土寄せして、伸びてくる芽を軟白したもので根がついています。栄養価は切りみつ葉より高いようです。カロチン、ビタミンC、鉄などが含まれています。歯触りと香りを生かして調理します。おしたひや和えものにする時は、熱湯にさっとくぐらせる程度で、すぐに冷水にさらし熱を取ります。刻んで卵とじやかき揚げなどにしても美味しいです。

 今、ミクロパイルシルクで買ったシルク・アイピローを使っています。ずっと欲しかったのですが、3800円とちょっと高かったので、考えあぐねていたのです。「自然なラベンダーの香りと、玄米の心地よい重みが心とお肌の一日の疲れを癒し、快適な安眠へと誘います。やさしいラベンダーの香りで気持ちを癒しながら、ミクロパイルシルクの効果で目元からほほまでのお肌をケア出来るアイピローです。ちょっと贅沢ですが、保湿効果のある無農薬玄米を指圧効果のある重さに配合」といううたい文句に、ずっとあこがれていたのです。看板に偽りなし、というのが感想です。

 寝る前に目の上に置くと本当に気持ちが良いのです。花粉症でつまった鼻が、置くだけでスーと通り花粉症の不快感がなく深い眠りに入っていきます。仕事ってやさい畑の仕事ですが、仕事や読書で明るくなってから寝ることがあるのもですから、そういう時、目の疲れがとれるようです。夜行性人間で、午前中はあまり好きではありません。午後になると体調が優れてきます。早朝から時間を使うと午前中に大半の仕事が出来、能率的なのは分かっているのですが、夜行性から脱却することが、できません。
自然の香りは、人を癒します。

 みつ葉の香りは、食べる人の体を癒し、体がきれいになる感じがしますが、私だけでしょうか。いかがでしょうか。

葉たまねぎ


  ねぎの様ですが、ねぎではなく、たまねぎの若芽です。たまねぎの抜き菜です。こういうものも地場生産者直だから出る野菜です。ぬたなどでお召し上がりください。以前、冬に某誰もが知っているテレビ局の関係者から電話があって、葉たまねぎが欲しいのですが、今、手に入りますかという内容で話をされていました。今の時期(冬)に葉たまねぎはないのではと話を返していくうちに、向こうがびっくりしていたのは、たまねぎと葉たまねぎが同じ野菜だったという事にです。大根と大根の抜き菜が、別の野菜だとだれも思わないのと同じで、たまねぎと葉たまねぎが別の種からできた野菜と思う人がいるとは、私の方も驚きでした。

 そうですか、では今(冬)葉たまねぎを捜すのは、どうしたらよいのでしょうか。と質問されて、暖かい所にあるのでしょうか。わかりません。と答えましたが、その人は、その後、何とも言ってこないので、葉たまねぎを捜し出すことができたのでしょうか。畑を知らない作物を知らない人が、増えたのは、何が原因なのでしょうか。