やさい通信
2002年4月8日(月)
福富りえ子
八王子市東浅川553
TEL: 0426-68-3501
E-mail:yasai@din.or.jp 
Home Page: http://www.din.or.jp/~yasai/
 

本日の「私のやさい畑」は、下記の5品目です。 
     小比企町の鈴木さん    
      館町の田中さん      
伊勢原野菜
鳥海謙一さん和田益典さん
かぶ
のらぼう
ほうれん草
大根
きゅうり


伊勢原野菜


 端境期に入ってきました。春、夏野菜の植え付けが始まり、冬野菜が畑から一掃されます。野菜の品目が減ってきます。今年は何とか4月の頭まで地場ものがありました。早い年ですと3月半ば頃から、お助けで伊勢原にお願いして送ってもらいます。宅急便で来ますので、1日〜2日たったものになってます。伊勢原は亀井さんの紹介野菜です。亀井さんは米のひとめぼれ、フレッシュ肉のハーブボークの生産者で自信も野菜を作っています。働き者で夜9時頃電話をしても、まだ働いています。
鳥海さんは、亀井さんのお兄さんです。
 
のらぼう


 地もの野菜です。おひたし、和えもの、みそ汁の実、炒めもの、煮浸し等などご賞味ください。こういう野菜に出会いますと八王子に住んでいて地場野菜を食べているんだという実感に浸れるかと思います。冬の葉物とは、また違った味を楽しんでください。

 かぶ


先週、かぶの葉の料理方法を書いてある料理本が見つからないと書きましたが、昨年の「やさい通信」を括っていましたら、めじろ台の竹本さんが紹介くださったかぶの葉の食べ方が載ってました。料理本を見るより先に過去の「やさい通信」の方を見れば良かったとしみじみ思ったのです。皆様は覚えていらっしゃるかも知れませんが、私はすっかり忘れてました。再度、紹介します。

1)塩ゆでし、細かく刻みます。すりごま塩をあわせ、ご飯に混ぜておにぎりです。中に練り梅か梅干しを入れ、のりで巻くとできあがりです。1回分の葉で4個のおにぎりが出来るようです。

2)次は生のまま細かく刻みチャーハンです。葉、ごま、かつを削りを入れて、しょうゆで味付けしたチャーハンです。好みで卵を入れても良いようです。

3)適度の長さに切った葉をしょうゆ、砂糖で炒め煮にし、ごまを振りかけてできあがりです。

ごまがどれにも入っていて、葉プラスごまがキーワードですね。

 ごみ袋


 八王子では4月1日からごみは、中身の見えない袋で出せないことになりました。半透明か透明の袋でないと収集してくれなくなりました。1日は町を歩くと、黒い袋に黄色の紙が貼ってあり、収集しない旨の説明書きが書いてありました。ほとんどの所では、入れ替えたのか翌日には黒袋入りのはなくなりましたが、「やさい畑」に通う道すがら5〜6個紙が貼られたまま放置されているものが、残っている所があります。どうするのでしょうか。

 私の住んでいる所でも1日の収集が終わった後、黒の袋が残っていたようで、ごみ集積所の掃除当番さんが困って、関係者に相談されました。私は順巡りの班長をこの4月まで引き受けているので、役目上、気が重い気持ちにむち打って一軒一軒、黒で出されていないか、朝8時前、電話で確認をしました。何ともいやな仕事でした。後、3軒というところで、黒で出された方に出会いました。

 その方曰く、31日に出したのだから、持っていくと思った。黒袋を収集しないのは1日からでしょう。うちは31日に出したのだからとおっしゃるのです。31日に出しても1日に持っていかないのなら、そういう風にちきんと説明しない班長(私のこと)がいけないのだということで決着がつき、申しわけありません。と謝ったのは私の方でした。朝から向上ネルギーを使い果たしたような気分でした。

 でも、そんな失礼なことを朝早くから伺ったのに、他の方々は、ご苦労様ですね。大変ですね。と気遣ってくださいました。皆様の地域でも多少なりとこんな事があったのではありませんか。

 ごみは本当に社会問題化しているのに、減るどころか増えているような気がします。特に不燃物が増えています。うちの収集場所を例に取りますと、家の件数は10年前と変わらないのにごみ量は確実に増えています。透明な袋にすると産廃などが混ざるとわかるし、収集者が危険を回避出来るという利点がありますが、それより何より、ごみ減量に繋がるようです。出す方も気を付けて、リサイクルにきちんと回すようになるのでしょうか。

 ごみに関しては、捨てる側(消費者)の行為と元(生産業者など)の行為が合わされないと解決しようがないのです。「やさい畑」も生態系に組み込まれないものを使うのをなるべく止めようと努力していますが100%とは行ってません。自分たちの出すごみを焼却するとダイオキシンなどの有害物質が出たり、埋めても土壌や地下水、大気に影響を与えてしまうわけですから、真剣に取り組まなければならないのです。