やさい通信
2002年3月25日(月)
福富りえ子
八王子市東浅川553
TEL: 0426-68-3501
E-mail:yasai@din.or.jp 
Home Page: http://www.din.or.jp/~yasai/
 

本日の「私のやさい畑」は、下記の6品目です。 
   小比企町の鈴木さん  
    館町の田中さん    
   館町の秋間さん  
ネギ
宮内菜
からし菜
ブロッコリー
ほうれん草
キャベツ


散歩道、遠回りして、花見かな  


 館町の阪東ひろ子さん作の名作です。町中の桜が開きました。遠くにお花見に行かなくとも、ちょっと散歩の足をいつもと違う道に進めてみるとこんなに我が町も綺麗だったのだと思える季節です。お花見もみじ狩りも遠くまで出かけなくとも、少し回り道をすれば、幸せな気分に浸れるのです。阪東さん、お引っ越しなさるそうで、お元気でお過ごしください。花見道、遠回りしても、ひろ子さんは遠い人。真似して作ってみても5、7、5になってない自称なかなかの作品。うっふっふ‥‥あしからず。

 からし菜


 本当に4月になってから花開く春の花々が一気に咲きそろっています。順々に芽が出てふくらんで、もうすぐ春ですねと暖かくなるのを指折り待つ楽しみもなく、日中は初夏の陽気になりました。これは草花だけの話ではありません。野菜も同じです。わっと育ってしまいました。からし菜にも早々と花が咲いてしまいました。

 21日祝日の上野公園では桜が満開に近く、お花見人で賑わっている様子をテレビが写していました。何でも15日とか12日とか例年より桜の開花が早いと言ってました。すくすく育つ野菜に市場では安値が続いています。市場が安くても高くても「やさい畑」の野菜の価格は同じです。たくさん出来るとこちらが頼んだ量より増えてくることはありますが、労働の対価は適正でありたいと思っています。

  和えものやおひたしにする時は、塩少々を入れた熱湯に根元の方から入れ、箸で全体を押さえながら火を通し、さっと水に取って水気を切ります。漬け物にする時は、熱湯をかけてから使うと色もきれいになり、独特の辛味も出ます。さっと熱湯をかけたのに塩をまぶして揉めば、即席の漬け物になります。

宮内菜(みやうちな)


 誰が付けたのか宮内菜という名の葉物です。甘みがのっています。おひたしや和えもの、みそ汁の実などもあいますが、豚肉や油揚げと一緒に炒め煮にすると美味しいです。まだ宮内菜は小さめですと、野菜セットの内容を決める時に連絡があり、宮内菜は来週回しにしようか迷いましたが、小さめから入れたいという鈴木さんの希望で決めました。ところがやはりこの気温で、あっという間に育ちました。からし菜と宮内菜、味は違いますが、見た感じがそっくり似ています。一緒に並んでいますと区別がつきません。ですから、からし菜と宮内菜は同時に入れないという不文律?が私と鈴木さんとの間に成立しています。今回、宮内菜は育っていないから、大きいのがからし菜で小さいのが宮内菜とすぐ分かるから一緒に入れても大丈夫というお進めで一緒にしました。ところがこの気温で小さめの宮内菜も番狂わせで大きくなり、やはりどっちが宮内菜?という話になってしまいました。からし菜と宮内菜の区別を下記のようにしました。

宮内菜とからし菜の区別
 ポリ袋に入っているのが宮内菜。紙(広告紙、新聞紙)にくるんであるのがからし菜です。


やさい畑の注文方法―控えについて


 注文方法についてご意見が来ています。控えに書いて、集計して出費を把握し、OCR用紙に写すというパターンだと写し間違えもあるということです。又、控えは全く使わず納品書で控えの代わりになるからいらなというご意見もあります。控えはいらないと言う方は、前々からいらっしゃるのですが、絶対必要という方もいらして、控えはなくせないでいます。控えは品名と価格と量目が一覧に出ているので、控えとして使わなくとも便利に使っていただいていらっしゃるようです。写真付きの注文書の方に説明付きで載っているので紙がもったいないというご意見もあります。インターネット注文の方には希望者以外、控えはつきません。

 控えという名称でなくとも一覧表でも名前はなんでも構わないのです。いらないとおっしゃれば、なくすことは可能です。コンピュータ作業上、一覧表は必ず作るので、そういう手間は同じです。ただ印刷してホチキス止めをしないという作業はなくなります。これを止めると大幅作業量削減になります。大企業と違って全部、当方委託に出さないで、自前でやっています。そこらのことは、自在にできます。なくすのなら全員、付けるのなら全員でないとAさんは付けて、Bさんは付けないというのは申し訳ないのですが、出来ません。いかがなものでしょうか。