やさい通信
2002年3月4日(月)
福富りえ子
八王子市東浅川553
TEL: 0426-68-3501
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本日の「私のやさい畑」は、下記の5品目です。 
   小比企町の鈴木さん  
    館町の田中さん     
ネギ
白菜
ごぼう
春菊又はミニレタス
ほうれん草


白菜


 最盛期よりだいぶ小さくなっています。冬野菜から春野菜へと変わっていく過程です。甘みがのって美味しくなっています。白菜を英語で言いますとチャイニーズキャベッジだそうです。その名の通り中国大陸から導入された野菜です。なんと渡来したのは、明治時代、普及したのは大正時代になってからのようで、以外に新しい?野菜なんですね。近年中国菜が入ってきていますが、白菜はその走りだったのでしょうか。

 かつては漬け物用として大活躍の白菜でしたが、現在では住宅事情などもあり、はくさい漬けを大量に漬けるお宅が少なくなってきています。漬物用に切った白菜を干している光景を町の中であまり見かけなくなりました。利用方法も鍋物、炒めもの、クリーム煮、スープ、サラダなどに使われるのが主流になってきています。

ほうれん草


 冬のほうれん草は栄養価が一杯です。ビタミンC、ビタミンK、鉄、β-カロテン、カルシュウム、等が豊富です。冬には青菜をたくさん食べて身体を元気に保ちたいのもです。活性酸素が体にたまると良くないと言われています。ほうれん草、小松菜、春菊、大根やかぶの葉、水菜、ちんげん菜などの青菜は活性酸素を除去する力をたくさん持っています。青菜をずっと食べないと身体が固くなる感じがしますが、偏見でしょうか。

 ヒトは酸素を体内に取り入れて生きていきます。しかし、この酸素の一部が活性酸素に変わるようです。活性酸素は、万病を引き起こす引き金になると言われています。異物が体内に入ったとき、それを分解する過程で生じるもので、本来は身体を守るための作用なのです。ウイルス、細菌などというものから添加物、着色料、残留農薬、大気汚染などから人は身体を守るため必死に働いているのです。その働きから生み出された活性酸素が、いろいろな病と関係があるというのです。生きている限り活性酸素を生じさせる構造なのですから、生じた活性酸素を取り除くようにするにはどうするかを考えればいいわけです。食べ物をきちんと選ぶ訳が、ここにあるのです。

 ほうれん草のおひたしにしらすをかけて食べるという伝統的な?食べ方は、実は活性酸素除去に一役かう食べ方なのです。有名な?レバーにら炒め、豚汁、鍋物など野菜とたんぱく質を組み合わせて食べると良いようです。活性酸素除去などと物々しく言わない時代から受け継がれてきた食べ方が、キーワードだったのです。おひたしにおかかをかけて食べるといった食文化を見直してみませんか。


助産婦さん


 「やさい畑」の会員さんが、自宅で出産をしたいので助産婦さんを知りませんか。とお尋ねになりました。助産婦さんの会員さんがいらっしゃるのですぐに、その方にお聞きをして、自宅出産の希望に応えてくださる助産婦さんを紹介していただきました。母乳相談をなさっていらっしゃる方や、自宅や施設での出産に対応してくださる助産婦さんなど人数は少ないのですが、いらっしゃることがわかり、メッセンジャーをしただけの私も嬉しくなりました。赤ちゃんが産まれるお知らせは、とても、とても、嬉しいお便りです。助産婦さん紹介しますので、必要な方は、おっしゃってください。「やさい畑」の会員さんの丸山さんは、別所で母乳相談をなさっています。お話するだけで、癒される方です。

 会員さんはいろいろな方がいらして、こんな風に情報をお伝えする役目を「やさい畑」ができれば幸いです。職業でなくとも趣味や特技でもスポーツですとか、いろんな、できることを「やさい畑」にお知らせいただいておけば、何か必要になったとき、メッセンジャーが出来ます。もちろんボランティアでなく有償でしたほうがいいと思います。今すぐには必要なくとも、何かの時にという話なので恒常的な仕事ではありませんが。いががでしょうか。

 6日の牛乳料理講習会時の保育も会員さんの盛吉さんにお願いしましたら、あっという間に保育者を見つけてくださいました。お陰様で助かりました。