やさい通信
2001年10月1日(月)
福富りえ子
八王子市東浅川553
TEL: 0426-68-3501
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本日の「私のやさい畑」は、下記の5品目です。 
  小比企町の鈴木さん    館町の田中さん  
ねぎ
ごぼう
葉しょうが
白菜抜き菜
大根抜き菜


抜き菜2種


 大根の抜き菜も白菜の抜き菜もおひたしで充分食べられます。大根の方は洗うとき手にちくちく感がありますが、ゆでますと柔らかく美味しく食べられます。夏から秋へと季節が変わり、過渡期の野菜が並びました。抜き菜は日持ちが特にしないので早めにお召し上がりください。

葉しょうが


 葉しょうがの葉の先端が枯れてきました。収穫の終わりの時期に近づいたことを物語っています。お昼ご飯に毎日、1年分の食べためをするかの様に、みそをつけて食べています。新しょうがの甘酢付けを「はじかみ」というそうです。娘が社員旅行に行って「はじかみ」という名を知らなかったと言って帰ってきました。そういえばウチでは、ほとんど使わない言葉です。みんな知ってて私だけ知らなかったと言っておりました。そのまましょうがの甘酢漬けと呼んでいます。お寿司の付け合わせのは、「ガリ」と呼んでいます。甘酢の割合は、酢3、砂糖1の比率が基本です。薄皮を取り熱湯にさっと通し、冷めてから甘酢につけ込みます。翌日くらいから美味しくなります。

ごぼう


 新ごぼうです。早めの収穫ですので柔らかく細めです。煮物にしましたが、品よく美味しかったです。皮は、たわしでこすり洗いするだけで、こそげてしまいました。皮近くに旨味と香りがあるので、皮は薄くこそげるだけがいいかと思います。切りましたら水にさらしますが、酢を数滴たらしますと、褐変を抑えられます。早めの収穫のせいかアクをあまり感じませんでした。ごぼうは乾燥をさけて保存すれば、長持ちしますが、新ものですので、特に湿度が必要です。
 



 八王子で猿の害とは、椎茸あの香りと肉厚の本物!!‥‥‥‥‥‥‥猿に食べられたとは…大変ですね。中国のなんlか嫌です。礒崎さんの生を待ってます。館ケ丘の阪東さんです。

 猿の被害を防ぐため射殺なんて………。ちょっとショックです。甲府盆地の山沿いの町に住む友人宅を訪ねた折り、すももや桃畑の木の根本に長い鎖で犬がつながれているのをたくさん見ました。畑によっては、ラジカセで犬の吠え声を流しているところもありました。八幡町の濱田さんです。

 礒崎さんが住んでいます下恩方は山間の所です。実は前回書かなかったのですが、猿だけではなく、イノシシも出没しています。それにマムシも。椎茸を取っていたら、間近にマムシが潜んでいたなどどいうこともあるそうです。イノシシやマムシを生活圏で見たら怖いですよね。

 実は阪東さんがもっとびっくりする事が、あるのです。館町の田中さんの所では、タヌキやハクビシンが出て、トウモロコシをみんな食べてしまうそうです。そのせいかどうか、分かりませんが、田中さんはトウモロコシを出荷しなくなりました。阪東さんと同じ館町と言っても形状が全然違うところです。八王子と一口に言ってもその地形地形でいろいろです。

 お米の生産者、澤井さんのところでは、スズメよけに地域ぐるみでお金を出し合ってスピーカーを田んぼのあちらこちらに設置、カラスの鳴き声を定期的に流しています。礒崎さんの所でも花火や爆竹で猿を追い払う方法も試みているようです。

 生産者の方々は、除草剤もまかずに、農薬もまかずに草と戦い、虫と戦い、さらに小動物とも戦い、(イノシシは小動物と言うより大動物かもしれません。)噛まれたれ死ぬかも知れないマムシを避けながらおいしいものを作ってくださっているのかと思うと頭が下がります。

 なすとアトピー


 アトピーと「なす」は関係あるのでしょうか。という質問がきました。なすを食べると湿疹がひどくなるようなのでとあります。どなたか「なす」とアトピーの関係についてご存じですか。娘がアトピーの治療をしてまして、コーヒー、チョコレート、後何だったか忘れましたが、何種類か食べない方がいいと言われたものがあります。なすは入ってなかったような気がしましたが、人によって違うのかもしれません。娘はずいぶん良くなったので、最近ではコーヒーなど一時やめていたものも平気で飲んでいます。知っている方がいらしたら教えてください。