やさい通信
2001年7月30日(土)
福富りえ子
八王子市東浅川553
TEL: 0426-68-3501
E-mail:yasai@din.or.jp 
Home Page: http://www.din.or.jp/~yasai/


 

本日の「私のやさい畑」は、下記の5品目です。 
 小比企町の鈴木さん   館町の田中さん    高尾町安田さん  
いんげん
なす
とまと
小松菜
きゅうり(※)
きゅうり(※)


きゅうり
(田中さんか鈴木さんのどちらかが入ります)


 たくさん出ています。出盛りのきゅうりです。たくさん召し上がってください。両方から入るのではなく、どちらかになります。お味噌をつけて惜しげなく丸かじりできます。洗って塩をすり込むように板ずりし、一口大に乱切したきゅうりにキムチをかけて食べれば、知らないうちに2〜3本食べてしまいます。暑さよけにやめられないおいしさです。お試しください。

 田中さんの所で、生ごみ処理機の機械を入れました。微生物分解で生ごみを液肥に変える装置です。生ごみを管理して収集まで行うグループが組織されているようで、田中さんの所に伺ったとき、関係の方が、立ち働いておりました。液肥をかけるとアブラムシがいなくなると田中さんは、言っていました。

 「やさい畑」会員でいらっしゃる長沼町の五味さんが、会社の生ごみ処理機を使って出来た堆肥を使う所がないかお尋ねくださいました。安田弥生さんが、使うことになりました。堆肥はそれぞれ、有機栽培をしている生産者は、すでに持っていたり、循環システムができあがっていたりして、新たな導入は難しいのですが、五味さんの夫でいらっしゃる方が電話口で、うちも「やさい畑」の野菜を食べています。会社の処理機を使って出来た堆肥で、作った野菜を私も食べたいと言うようなことをおっしゃいました。その言葉に私は、心を動かされました。

 循環型社会をこうして地域で作り上げることは、すばらしいことだと思います。こういう仕組みが地域で出来るといいと常日頃思っていました。心配なことが2点あります。一つは、添加物や着色料、保存料などが添加されている食品を堆肥にしては、安心して食べられる野菜が出来ないと言うことです。二つ目は、生ごみを堆肥にした場合、うけ入れ先が確保されていないと堆肥が増えてしまうことです。

 田中さんの液肥も弥生さんが使う堆肥もうまく軌道にのって、ますます美味しい生産物が出来ることを念願しています。
いんげん


 以前は筋を取り除いて料理していましたが、最近では筋がないのが主流になってきています。さっとゆでで、しょうがのおろしたのをのせておしたしで食べても、ごま和えなどの和え物などにしてもおいしいのです。鹿北製油の練りごまで、和え物にすると、感激的においしいです。白ごま練りでも黒ごま練りでもどちらも美味しく、やみつきになっています。ごまのあぶらって実においしいのです。もちろん洗いごまを煎って、すりごまで和えたのも、美味しいこと請け合いです。

 ごまは理想的な成分を含んだ食べ物で毎日食べたい食品です。美容にもなくてはならない食べ物です。血液をきれいにしてくれ、若返りの秘薬?です。外皮が堅くそのまま食べても、消化、吸収されにくく、すったり、刻んだりして食べます。

 ごまには、ご存じ黒、白、金があります。栄養素が高いのは、黒です。皮をむいていないので、食物繊維が多く、鉄、ビタミンB群もおおく含まれています。白は、皮をむいたもので、消化吸収が黒より優れています。胃腸が弱っている時でも大丈夫です。主役の野菜を引き立てるごまです。金は高級品と言われています。香りが良く、金ごまで和え物を作ると、調味料がほとんどいらないくらい美味しいくいただけます。