やさい通信
2001年7月16日(月)
福富りえ子
八王子市東浅川553
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本日の「私のやさい畑」は、下記の5品目です。 
 小比企町の鈴木さん   館町の田中さん   高尾町の安田さん 
ピーマン
枝豆
なす
とまと
小松菜
又はとうもろこし


記録的な暑さが続いています


 まだ梅雨が明けてないのかと思いきや、突然梅雨が明けましたという報道に、みんな異口同音にとっくに明けてたのではないのと言っています。
 とにかく、土はからから、鈴木さんはスプリンクラーを使うと言っています。ハウスのとまとの上の方は、煮えて赤いのを通り越して、白くなっているそうです。安田弥生さんも畑に水をまこうかと思っていると言っていました。暑さで小松菜の生育が、うまくいかないようです。小松菜かとうもろこしどちらか、入ります。
 
ピーマン


 暑い気温で生育するピーマンですが、35度とか36度では、ピーマンも参っているのではないでしょうか。和、洋、中華料理、イタリアンなど幅広く使えます。ビタミンCやカロチンが多く含まれています。中ぐらいの大きさのピーマン4個で、1日の必要量のビタミンCを摂取することができます。ビタミンCに重きを置いて食べようとしますと生で食べた方が、いいのですが、カロチンに重きを置いて食べようとしますと油で調理する方がベターになります。
 煮込む場合は、皮をむいてから煮込みますと、甘みやこくが出ます。

 ピーマンは完熟前のを食べます。完熟すると赤や黄色になります。完熟前の緑のピーマンは、独特の香りを持っています。完熟すると、やや堅くなり甘みと酸味がふえます。最近は完熟を食べる柔らかいオレンジや黄色のピーマンが、出回っています。

 ピーマンはその形が複雑で、一つ一つ形が異なっています。見比べてみますとおもしろいです。昔から子どもが苦手な野菜の代名詞になっているピーマンですが、近年は、あまりくせのない、子どもにも食べやすいのもになってきています。

 ピーマンは、必ず種を取り除いて使います。丸ごと肉詰めなどにする場合は、へたを取り除き内側の周囲を包丁の先で切り込み、芯ごと種を引き出すと無駄がでないできれいにとれます。半分に切って取る場合は、切った後、へたの周辺に切り込みを入れ、取り除きます。挽肉とたまねぎをみじんに切ったのを混ぜて、半分に切ったピーマンにのせて焼く肉詰めピーマンは、色も綺麗で子どもが大好きハンバーグになります。

枝豆


 枝豆も未熟な実を食べます。完熟すると大豆になります。収穫するとどんどん甘みが減少します。ゆでる直前に枝から外します。すぐに召し上がるのが美味しさを享受できる秘訣です。長期保存は、お薦めできません。すぐに食べないときも、ゆでて、冷凍した方が、よろしいかと思います。その時は、堅めにゆでてください。解凍するとき沸騰した湯にくぐらせるので、ゆですぎを防ぐためです。



 参議院選挙が、告示されました。小泉人気で自民党有利と言われています。官僚の作文ではなく、自分の言葉でしゃべったりするポーズは、当たり前なことなのに、きちんと政策が精査されずに、人気グッズが売れる感覚で、政治が動くことの怖さを感じます。変えて言えば、今まで如何に官僚優位政治が行われ、しゃべる言葉の作文まで作ってもらっていたのか、と言うことになります。
 
 対処しなければならないのは赤字財政や環境問題です。今までの消費者王様で成長してきた経済発展がもたらしたひずみは、人類存続の危機とまで叫ばれています。解決は、難しいけれど、大きく見据えた未来人のために転換しなければならない論議が、どこも出来ていないことに歯がゆさを感じています。