やさい通信
2001年7月9日(月)
福富りえ子
八王子市東浅川553
TEL: 0426-68-3501
E-mail:yasai@din.or.jp 
Home Page: http://www.din.or.jp/~yasai/


 

本日の「私のやさい畑」は、下記の5品目です。 
 小比企町の鈴木さん   館町の田中さん   小比企町の小杉さん 
たまねぎ
にんじん
なす
きゅうり
葉ねぎ


葉ねぎ


 6月ごろお届け致しました。葉ねぎと同じものです。暑さでやや白茶けた感じになっているので、小杉博子さんは、気にしております。そばやそうめんを食べる時、薬味のねぎが欲しいのですが、夏にねぎがなくて、なかなか入れらないのです。小杉さんの出荷先の一つのお店でもねぎが欲しいといわれ、薬をかけてないので、あかさび病が、でているのですが、出しているそうです。

 どこのお店か知りませんが、「やさい畑」のようにかっきり会員さんの人数分欠けることなく必要というのではなく、頼まれた量がなくとも、多少多くても調整してくれるので、こちらとしては大変助かっています。多分自然食関係のお店だと思います。

 そこでも良く売れるし、あかさび病が出ててもクレームは、ないそうです。今更何をと言われそうです。今までお配りしましたねぎもポツポツと茶色の点が、あったかと思います。それを無くすためには殺菌剤を何度となく掛けなければなりません。雨がちの陽気の時は、特にたくさん掛けます。それが出ていますと市場では、引き取りません。市場原理が如何に見栄え重視で、体にいいものをどう供給するかなどという視点が全くないことが、分かります。

 たまねぎ


 常備食として1年中揃えておきたい野菜です。トマトと一緒に毎日サラダで食べています。鈴木さんの所で、パートで働いているベテランさんが、水にさらさなくとも鈴木さんのは辛くないと言っているのを聞いて、切ってトマトにのせて食べていますが、甘みのある美味しさがあります。

 たまねぎは、地上に出ている部分が枯れると、活動が低下し、休眠に入ります。ですから長期保存が可能なのです。生育の条件が整っていても発芽しないという不思議な野菜です。たまねぎの品種により、違いますが、早いので一ヶ月、遅いので三ヶ月間というお休みタイムがあります。冷蔵するとその時間が、伸びます。そこで常備野菜として活躍できるのです。



 環境ホルモンの影響によるメス化現象が、言われて久しいのですが、一向に改善されたとか、改善策も見あたらないまま、海の魚にもメス化現象などと報道されています。生態系がおかしくなっているのに、使い捨て文化は、止むことを知りません。それを食べて安全かどうかの論議や検証をするのではなく、どうしたらそういう現象が、収まるかの対案が求められていない気がします。
環境ホルモンの大きな原因の一つに農薬があります。自分の足下から変えていくのなら、農薬のかかったものは、食べないという人を増やせば、誰も農薬を使わなくなります。綺麗な野菜を食べるためのつけは、人類の存続にまで関わってくるのです。こういう報道があるたびに、未来を案ずるのです。