やさい通信
2001年6月11日(月)
福富りえ子
八王子市東浅川553
TEL: 0426-68-3501
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本日の「私のやさい畑」は、下記の6品目です。 
 小比企町の鈴木さん   館町の田中さん   高尾町の安田さん  
ニラ
キャベツ
たまねぎ
いんげん
きたあかり
レタス


レタス


 結球しているレタスです。「やさい畑」では、記憶にある限り結球レタスは初めてです。八王子で作っている人がいなかったものですから。安田弥生さんが、作っていると聞いて、早速入れることにしました。結球しないレタスは、鈴木さんのミニレタスや小杉さんのマノアレタス、サンチュなど入れています。

 レタスの消費量は30年前と比べますと、2倍から5倍も増えているそうです。朝は毎日レタスを食べるという人が増えているのは、朝食にパンを食べているからでしょうか。先だってお会いした日野の方は、朝用に魚の干物など必ず欲しいとおっしゃっていました。レタスは、サラダでなくてもごま油で軽く炒めてしょうゆをかけて食べたりすれば、和風にもなります。みそ汁に入れてもちゃんと合います。お召し上がりください。

きたあかり


 男爵いもを母親として、できたのが「きたあかり」というじゃがいも。やや黄み色で、ホクホクの粉質、香りも良く、ビタミンCが豊富です。皮のままふかしたり、レンジ調理に向いているので、人気が高くなっています。

 煮物にする時は、3〜4日冷蔵庫の野菜室に入れます。揚げ物にする場合は、常温で置いたのを使います。低温にしておきますと、呼吸量が抑えられ、デンプンが糖に変化して中に蓄積されます。煮物にすると甘みがのって美味しく仕上がります。フライドポテトのような揚げ物をする場合は、糖が遊離アミノ酸と結合して、じゃがいもの色を変色させます。

 常温で保存をする場合、風通しの良い、日光の当たらない場所で保存します。なるべく暗い所がベターです。日が当たると味が落ちます。冷蔵庫は必ず野菜室で。あまり温度が低いと低温障害を起こします。

キャベツ


 「一条ふみさんの自分で治す草と野菜の常備薬」という本を見ていましたら、風を引いた時、キャベツの凍ったのを葉をはいで頭とおでこに当てたら、どんどん熱が下がったとありました。おじいさんがお医者さんで治療に大根の葉を使っていたというのです。頭の前と後ろを冷やすと熱が取れるというのです。キャベツでも白菜でもなんでもいいというのです。白菜やキャベツの外葉を冷蔵庫で冷やしておけばいいというのです。頭の具合が悪いとき、それをのせて寝れば、さわやかになる自然の力はすごいって思えるというのです。

 それととうふにも熱さましの効果があるとあります。まな板にとうふを押しつけて水を切り、タオルにくるんで額に当てると1時間もしないうちに熱が下がるというのです。ただし、とうふは熱を下げすぎるから、長く当ててはいけないようです。40度の熱を下げる場合37.5度くらいでやめておくくらいが、良いらしいのです。0.5度下げるのなら2〜3分でいいようです。ちょっと痛んでぬるぬるになったのでもかまわないとあります。

 自分で実感したことでないので、書くのがはばかられたのですが、きっとそれで治るのだと思い
引用してしまいました。命の持つ力は、解明されていなくて、それを研究している人もあまり脚光を浴びなくて、大事なことなのに埋もれてしまっているのだと思います。化学をまったく否定しているわけではなく、それはそれなりに重要だと思いますが、命や自然の力は、本当は化学の上をいつているのだと確信しています。だからこそ命を育てるのに化学肥料を使ったり、農薬をかけたりしたら、だめなんだと思います。持っている力がなくなり、力のない野菜になるような気がします。