やさい通信
2001年5月28日(月)
福富りえ子
八王子市東浅川553
TEL: 0426-68-3501
E-mail:yasai@din.or.jp 
Home Page: http://www.din.or.jp/~yasai/


 

本日の「私のやさい畑」は、下記の6品目です。 
小比企町の鈴木さん 高尾町の安田さん 館町田中さん  
春菊
ミニトマト
ミニレタス
スナップえんどう
小松菜
ねぎ


スナップえんどう


 筋を取ってさやごと食べるえんどうです。熱湯で塩ゆでします。短い期間しか収穫できない野菜です。お楽しみください。
 
ミニレタス


 今年のミニレタスは、例年より大きく育ちました。豊作です。今日、入っています春菊と同じキク科の野菜です。サラダと言えばレタスを連想するほどサラダが、おいしい野菜です。レタスもトマトもきゅうりも美味しくて、ごまドレッシングもオリーブドレッシングも美味しくて毎日サラダ三昧しています。
 
生食だけでなくスープやみそ汁の具にしてもおいしいのです。ごま油でさっと炒めて、しょうゆをかけて食べてもなかなかです。さっと湯通ししてオイスターソースをかければ中華風になりますし、しょうゆとごま油で和風にもなります。豊作レタスお召し上がりください。

ミニトマト


 完熟とまとは、デリケートで壊れやすいのです。配送にとても気を使います。収穫した時に完成品でも袋詰め時につぶれたり、鈴木宅から15分くらいの距離を「やさい畑」まで輸送するだけなのに、そのとき押しつぶされたり、いくつか割れば生じます。割れを点検して、入れ替えます。厚紙で保護してお届けです。完成品になる前に収穫して、輸送中に完成品に近づけたのとは、味が全然違います。デザートのようなミニトマトお召し上がりください。

小松菜


 安田弥生さん、20代の若き新規就農者。無農薬で小松菜を作り続けています。地球環境のことも考慮して、麻紐で束ねています。私は、麻紐はもったいないので、いつもしまって置いて書類を束ねるとじひもなどに使っています。

 弥生さんの母は、うどんやさんを閉めて彼女の手伝い?をしています。朝の出勤の時、香織さん(弥生さんの母と父がやっている花やとうどんやの名前で、最近うどんの方は、やめている)の店の前を歩いて通るのですが、このごろ花を束ねているのは、父の方で、母の姿がちっとも見えないと思っていました。「おはようございます。」と言って通り過ぎる毎日ですが、ある時、父が「おばちゃんはこのごろ毎朝、6時から畑に行ってます。」と言っておりました。それで姿が見えなかったのだと合点がいきました。

 香織さんご夫婦は、共に相手を「おばちゃん」「おじちゃん」と明るく呼び合っています。お連れ合いさんのことをなんと呼んでいますか。今年、結婚した娘は、相手のことを「○○」と2文字の名前を呼んでいます。それを受けて私は「○○ちゃん」と呼んでいます。○○ちゃんは、娘のことを「○○子さん」と呼んでいます。

 近頃、夫婦別姓が増えました。戸籍はしょうがないから同じ性にしても、玄関には、別姓で表札がでているお宅が確実に若い世代に広まっています。20代か30代かといった世代夫婦の住んでいるマンションを近頃訪ねる機会が、多かったのですが、別姓の方がほとんどでした。
 何度か、夫婦別姓を認めるようにということで民法改正が叫ばれましたが、未だ改正されていません。法律より、実生活の方が、先行しているのでしょう。

 結婚すると男性の姓を名のる場合が、大多数です。仕事をしたりしているとそれが不都合だったりします。結婚したからと言って姓を変える必要はどこにもありません。姓をかえないことのほうが自然です。夫婦の絆は、姓が一緒だから深まって、一緒でないと深まらないと言う論理は成り立ちません。個と個の自立した関係の結びつで暮らして行くのですから、血筋を守るみたいな姓へのこだわりは、だんだん無くなっていくのでしょうか。もちろん同じ姓にしたいという人は、すればいいのだし、別にしたいという人にも別のままで婚姻できるように、早く法律が変わるといいと思います。