やさい通信
2000年12月11日(月)
福富りえ子

八王子市東浅川553
TEL: 0426-68-3501
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本日の「私のやさい畑」は、下記の6品目です。 
  館町の田中さん   小比企町の鈴木さん
大根
春菊
壬生菜
ねぎ
小松菜
ミニレタス

壬生菜


 寒さが本格的になる頃が旬です。漬物、油揚げや豚肉と炒め煮、なべ物などがお薦めです。

ミニレタス


 レタスは、世界的に生で食べられています。しかし、生ばかりでなく、ごま油でさっと炒めて醤油をかけて食べたり、スープや味噌汁に入れて食べたり、いろいろ楽しめます。オイスターソースを掻ければ、中華風にもなります。レタスに鉄の包丁は、合いません。切り口が変色するからです。手でちぎった方が、おいしく食べられます。サラダにするときは、冷水にさらし、パリッとさせ、水分を切って使います。
 エジプトの壁画にも描かれているというから、随分古くから、食されている野菜なんですね。
春菊


 丈の長いまま根付きでいきます。枝のところから摘み取ってお召し上がりください。茎もそんなに堅くはないので、炒め煮など工夫されて、お召し上がりください。

いちょう祭りとチェリー


 甲州街道のいちょう並木が黄金色に染まる頃、毎年行われる「いちょう祭り」に今年もジャージークラブが「街の中の牧場」をテーマに参加しました。11月25日、26日のことでした。上柚木の村上和子さんが、ボランティアに来てくださいました。ありがとうございました。牛や山羊と楽しんでいただければと、乳搾り体験などもありました。

 磯沼さんやスタッフの人たちをご覧になって、こういう人たち、こういう動物たちからあのヨーグルトは生まれているのだということを見ることが出来て、とてもうれしかったと元横山の神戸さんは、おたよりくださいました。今年は乳搾り体験だけでなく、動物に、にんじんを食べさせる企画をしました。神戸さんもにんじんをあげて、喜んでいただけた様です。こちらも大変うれしいです。

 〜こういう人たち、こういう動物たちからあのヨーグルトは生まれているのだということを見ることが出来て〜と感じて頂けてのが、何より、嬉しく、苦労?のかいがあったという気がします。
 
 このことは、書こうか書くまいか、ハムレット的に苦悩?したのですが、書くことにしました。実は25日に乳搾り体験に連れていった牛の名前は、チェリーと言いました。チェリーは、子ども達を楽しませ、普段出来ない経験を皆に与えてくれました。チェリーがやけに鳴いているのが気になって、磯沼さんと話したのを覚えています。

 25日、牛舎に帰ったチェリーは、横になってそのままで、翌日死んでしまいました。原因は、針金を食べたらしくそれが心蔵に刺さったからです。いつ食べたのか分かりません。ただ古い物なので前に食べたのではないかということです。チェリー、ありがとう。感謝。