| やさい通信
2000年10月23日(月)
福富りえ子
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本日の「私のやさい畑」は、下記の6品目です。
館町の田中さん | 小比企町の鈴木さん |
ずいき
さといも
さつまいも |
葉ねぎ
葉付きにんじん
白菜抜き菜 |
ずいき
何年も「やさい畑」をご利用頂いています方には、ずいきの季節になったのかと感じられるかもしれませんが、はじめての方は、あまりなじみのない野菜かもしれません。八ッ頭の葉柄(ようへい)です。皮をむいてゆで、みそ汁の具や酢のものなどで召し上がれます。
抜き菜
抜き菜が、ちょっと続いています。金沢や和歌山では「そろえ菜」と呼ぶそうです。散田町の坂根さんがお知らせくださいました。もっと小さく、双葉がついている物だそうですが、スーパー等で売っていたそうです。地方によって同じ物が、違う名で呼ばれるのですね。野菜の名前に興味深々です。私は小さい頃から「間引き菜」って呼んでました。最近では鈴木さんも田中さんも「抜き菜」と言うので抜き菜と呼んでます。だだ抜き菜という文字は、「抜き」と「菜」と別々にしないと一辺に「抜き菜」とコンピュータは転換しないので「抜き菜」という呼称は一般的ではないのかと感じています。どうなんでしょうか。
同じく坂根さんからです。子供の頃、自家用の畑をお母様が作ってらして、そこで取れたそろえ菜をよく食べたということです。本葉が、3〜4枚出た頃間引いたと、よく覚えていらっしゃるのです。幼少から抜き菜に慣れ親しんでいらっしゃる彼女の美味しい抜き菜の食べ方を紹介します。ゆでて刻んで、みそ炒めです。母の味、最高ですと結んでいます。
さつまいも
世間時間からすると遅いお昼を食べながら、20日に4チャンネルの「おもいっきりテレビ」を見てましたら、さつまいものことをやってました。癌予防にいいという事です。お腹の中で、悪いものを吸収しながら排出されるのでいいというのです。蒸したり、煮物にすると良い成分が煮汁などに出てしまうので、皮付きの天ぷらが1番良いとの事です。肝臓にも良いらしく石焼きいもは、皮ごと焼くので成分が排出しないので、是また良いと報じていました。実際に1週間、食べてもらって機能の数値など計って検証するのでおもしろく、つい見てしまいます。
昔からさつまいもは、便秘に効くと言われています。さつまいもはビタミンCを多く含み、発ガン物質の生成を抑え、分解させる働きがあります。普通ビタミンCは、熱に弱いのですが、さつまいものビタミンCはでんぷんに包まれているので加熱しても壊れにくいのです。こんな風に能書きを言わないで、さつまいもの効能をうまく説明するテレビはなかなかおもいろいのです。さらに重ねて能書きを書きますと、ビタミンEは玄米より含まれ、がん発生の引き金となる過酸化脂質を抑えたりもするようです。
放牧豚
ぶぅふぅうぅ農園が11月2日(木)に4チャンネルで21時から始まる「どっちも料理ショー」で放映されます。中嶋さんの肉を使ってメンチカツを作るそうです。お時間があれば、是非ともご覧ください。どろんこの豚が見られます。
10月29日(日)には、牧場で15周年記念謝肉祭が行われます。子豚が犬みたいに駆け寄って来ますよ。昼はバーベキューも予定しています。広大な南アルプスの麓で、清々しい空気を吸いながら命を与えてくれる豚に感謝をしつつ、アウトドアライフを1日楽しみませんか。