やさい通信
2000年7月31日(月)
福富りえ子

八王子市東浅川553
TEL: 0426-68-3501
E-mail:yasai@din.or.jp 
Home Page: http://www.din.or.jp/~yasai/

 
本日の「私のやさい畑」は、下記の6品目です。 
  館町の田中さん   小比企町の鈴木さん高尾町の安田弥生さん
なす
枝豆
おかひじき
いんげん
ピーマン
小松菜

小松菜

安田弥生さんの第3段は、真夏の小松菜、それも無農薬のです。ベテランでも真夏の無農薬小松菜は、難しいのです。チャレンジ精神も旺盛な22才の若き農業生産者のです。びっくりするほど応援の「おたより」が来て、それを読んだ彼女は、励みになりますと、喜んでいました。第1段のレタスはやや堅めだったのですが、皆さんの暖かい思いやりに本当に感謝しました。やや堅かったので炒めたり、スープにしたりそれぞれに工夫して召し上がってくださっようで、ありがとうございました。私などはちょっと堅いかな、香りがやや少ないかなと言いながら、生で食べてしまいました。

第2段のアンデス(じゃがいも)はりっぱでした。評判もよく、私の娘ではないのですが、鼻が高かったです。

さて、小松菜ですが、見本に持ってきた小松菜は、丈が大きいものでした。夏楽天という品種にしたせいか、天候のせいかわからないのですが、丈が大きくなりすぎたので、皆様に渡せる様なものではないとしきりに、恐縮してました。畑にすきこんでしまうしかないと言うので、試食してみることにしました。鈴木さんだって平気で丈の長い葉ものをだします。それは、失敗作ではなく、天気が続けば作物は、急激に大きくなるという自然の摂理にかなったものだからです。丈の短いのが、良いという価値観は、作られた価値観で大量流通に都合がいいからと、役所が作った規格にすぎません。

市場流通に通さないからこそ、野菜の形状ではなく、作り方や味を優先できるのです。試食の結果ですが、茎も柔らかくおいしくいただきました。夏品種だからかもしれませんが、味は淡白です。久しぶりの小松菜を堪能しました。

食べかたは、油で炒めてから、しょうこう酒をかけて、少し水を入れて、中華だしとオイスターソースで味付けをして食べました。

おかひじき


おひたし、天ぷらなどで食べます。ゆでたのにドレッシングをかけて食べてもおいしいです。ドレッシングはシンプルな油と酢と塩、こしょうのが合うような気がします。



「やさい畑」の話が聞きたいという方の所に出かけました。行く途中の道路で、警官がやってきてちょっと待ってくださいと車を停められました。甲州街道へとつながる道でした。誰が乗っているのか、黒塗りの車が通過するまでストップでした。甲州街道に人だかりが出来ていました。
「やさい畑」の配送員が、配送で甲州街道に車を停めていつもと同じに荷を降ろしていました。警官にマイクで、そこに車を停めるなと言われました。
高尾街道は、多摩陵の裏手にあたるので、警官が検問所を設けたり、道路に立っていたり、城山川を覗き込んでいました。毎日、高尾街道をバスで通勤に使っています。警官がいっぱいると思いながら窓を見てました。
7月27日になったら、あれほどいた警官が、うそのようにいなくなりました。警官の不祥事件がさんざん露見しました。新潟の少女監禁事件だの、いろいろ報道されましたから書くまでもないと思います。
ああいう風に熱心に庶民を守ってくれたら、税金の払いがいもあるのにと思ったのです。