やさい通信
2000年7月17日(月)福富りえ子

八王子市東浅川553
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本日の「私のやさい畑」は、下記の5品目です。 
  館町の田中さん  小比企町の鈴木さん
枝豆
フルーツトマト
ミニキャベツ
なす
ししとうがらし

ししとうがらし


辛くないとうがらしの品種と言ってもやや辛いのが特徴です。種も食べられるので、丸ごと焼いたり揚げたりします。こう暑いとピリリト辛い料理が食べたくなります。ししとうの名の由来は、先端の形が獅子の口先に似ているからだそうです。「ししとうを焼いて食べる、暑い夏」一応5.7.5調なんですが。辛みの成分はカサイシンと言って、血行をよくし、体内の脂肪を分解する働きがあります。ダイエット食です。

丸ごと揚げたり、焼いたりする時は、破裂しないように包丁で切り目を入れたり、竹ぐしで所々あなをあけます。ビタミンCが豊富です。ビタミンの損失を防ぐため強火で短時間で加熱します。網焼きにする時には、霧吹きで水分を補い焼くとふっくらと仕上がります。

枝豆


枝豆は収穫して半日ほどで、甘みが半減します。枝付きの方が鮮度が保たれます。多少手間はかかりますが、おいしいのを食べるには、ゆでる直前に枝から外します。はさみで枝付きの少し下部分切り、よりていねいにするなら先端も少し切ってゆでます。洗った後、多めの塩をふりかけて手でもみます。さやがこすり合わされ表面のうぶ毛が取れます。そのまま沸騰した湯に入れてゆで、ゆだったらざるにあげ、塩をふりかけます。うちわで手早くあおいでさますと余熱によるゆだり過ぎを防ぐことができます。ゆでた人の役得で暑いのをつまみ食いするのもおいしいのです。

なす


夏野菜と言っても市場では、1年中ある野菜です。夏野菜は体を冷やす作用があり、なすも胃腸の熱を取り、身体を冷やす作用があります。ですから秋なすは、嫁に食わすなと言うことわざが、あったようです。涼しくなった秋に身体を冷やしてはいけないということのようです。今は温暖化の影響で秋まで暑いので、ばりばりなすを食べてもいいのではと思ってしまいます。

身体の暑い人や高血圧の人にはお進めの野菜です。毛細血管を強化する成分が多く含まれています。のり、貝柱と並んで中国では、高血圧の食材とされているそうです。へたは漢方薬として使われています。黒焼きにして乾燥させて、粉末にしたのを売っています。自分では作ったことはありませんが、そんなにいいのもなら捨てるのは惜しい気がします。

ミニキャベツ


ミニキャベツって初めてです。田中さんがミニキャベツと言うのだからミニキャベツなんでしょう。
椚田町の岡部さん、新会員の方です。キャベツを生食した後、芯も一緒に薄めの塩漬けにすると最後まで新鮮な味わいが続きますと「おたより」くださいました。それを浅漬けにしたり、ゆでたり、蒸したり、炒めたりするそうです。