やさい通信
2000年6月26日(月)福富りえ子

八王子市東浅川553
TEL: 0426-68-3501
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Home Page: http://www.din.or.jp/~yasai/

 
本日の「私のやさい畑」は、下記の5品目です。 
  館町の田中さん  小比企町の鈴木さん 高尾町の安田さん 
いんげん
キャベツ
ニラ
ミニトマト
アンデス

弥生さんのアンデス


  安田弥生さん、レタスに続いてアンデスです。かわは赤く中は黄色いじゃがいもです。新じゃがですので、かわごと食べられます。安易に試食は、洗って丸ごと電子レンジで、チンで食べてしまいました。年の割にしっかりしている、かわいい、かわいいの欲目を抜きにしてもおいしかったです。やや全体が小ぶりですが、彼女が言うには、学校(八ヶ岳実践大学校)で作った時も小ぶりだったということです。食べかたは、じゃがいもですので、普段のじゃがいも料理でいいと思います。
かわつきで炒め煮にしたり、揚げたりどうでしょう。茹でるときは、丸ごとの場合は、ゆっくりと竹串が通るまでゆでます。切って茹でる場合は、水にさらしてアクを抜いてから茹でます。水から茹でます。じゃがいもの中にりんごを入れておくと発芽防止になるそうです。とは言っても今時分ではりんごはありませんが。

キャベツ



「野菜供給安定基金」という所から「四季の野菜」という本を送ってきました。キャベツのビタミンCは、どこが1番多いかというのが載っていましたので面白いので、書いてみます。外葉が高く、100g中総ビタミンC量は、55mg、中に行くほど下がって、40mg、38mgとなります。芯の方にいくともっと下がるのかと思えば違って、芯の周辺にいくと高まって、51mgとなってます。外が高く、中へいくほど低くなり、中心部へいくと又高まるという構図です。

外側から葉をむいていく使い方をすると真ん中の芯が残って、つい捨ててしまうことも多い芯部ですが、もったいないことでした。ぬか床に漬けたり、味噌汁の具にしたり、炒めものにしたり、しっかり食べなければと思いました。

突然ですが、小ネコ飼いたい方いませんか。


「やさい畑」の会員の秋元さんは、事務所の近くに住んでいます。前回、お話した犬の「はる」を心配して、「はる」が来た始めの頃よく顔を出してくれました。顔を出すだけではなく散歩までしてくれました。毛の抜けたところに効くからと「キハダ」の粉を持ってきてくれました。山の中で放し飼いで育った「はる」は、車の怖さを知りません。車の前に飛び出すのを心配して首輪をして、つないでおきました。「やさい畑」で配送に使っているワゴン車は、「はる」の亡き飼い主から3、4年前に譲り受けたものです。

「はる」は、それを覚えていたのでしょう。徒歩3分くらい離れた駐車場においてある見覚えのある車の周りを何度も回って、閉まったドアに手をかけて乗ろうとしてました。脱走した時は、その車の所を捜しにくれば、必ず居ました。そこの駐車場に行くには、車が往来する道路を渡らなければなりません。道路を渡る時、車の怖さを知らない「はる」ですから、心配でつないでおきました。

散歩の時もその車の方に行きたがり、その駐車場には沢山車があるのに、かつての飼い主が昔、所有していた「やさい畑」の車の周りを何度も回る姿に、飼い主が死んだことを知らせるすべもなく、哀れでした。

いつの頃か「はる」が、脱走しなくなり、「やさい畑」の配送車の周りを回らなくなったので、つながないでおくようになりました。皆がデスクワークをしている事務所2階の方に居て、年のせいかほとんど寝て暮らしています。皆がお弁当を広げる頃になると起きだして、弁当を食べている人の側に張り付いて、じっと見つめています。見つめられるのが辛くて、欲しがるだけ、ありとあらゆるものを与えていました。それが災いしてアレルギーが高じてしまいました。今では決められた量をきちんとやっています。

「はる」が、つながれなくなって秋元さんは安心して顔を出さなくなりました。この間、ひょっと見えて、黒ねこが2匹生まれたので飼ってくれる人がいたらお願いしたい旨話して行かれました。欲しい方がいらしたら、お電話ください。生後1ヶ月くらいたった真っ黒なネコだそうです。