| やさい通信
2000年5月22日(月)福富りえ子
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本日の「私のやさい畑」は、下記の6品目です。
小比企町の鈴木さん | 館町の田中さん | 小比企町の小杉さん |
葉たまねぎ
小松菜
大根 |
きぬさや
スナップエンドウ | ミニレタス |
葉たまねぎ
綾子さんおすすめは、豚肉と炒めて、めんつゆで味をつけるという食べ方です。ぬたは、私がおすすめします。さっとゆでて、ざるに広げて冷まします。水気を軽くしぼり、しょうゆを振りかけます。みそとみりんを同量、弱火で練り、火を止めて酢を同量加えて混ぜます。ゆでた葉たまねぎにかけて出来上がりです。わかめなど合わせてもおいしいです。みりんではなく砂糖でも好みでどうぞ。
スナップエンドウ
スジを取って、塩ゆでします。さやごと実を食べます。私はそのまま冷まして、食べてしまいます。やわらかく歯切れの良い野菜です。普通はマヨネーズなどつけて食べるようです。おいしい野菜は素材がおいしいので、そのままでも甘みがあって充分です。
きぬさや
さやえんどうともいわれ、実とさやが一体化しているかのように薄いのが特徴です。古代エジプトのツタンカーメン王の墓を発掘した時、副葬品の中からさやえんどうのまめが発見されたそうです。3000年の歴史を持つ野菜なんですね。クレオパトラとかツタンカーメンなどもえんどうをおいしいと食べたのでしょうか。庶民も食べられたんでしょうか。
火の通りが早いので、短時間で加熱します。硬めに煮たらすぐザルにひきあげ、煮汁と別々に冷まします。冷ましてから煮汁に戻すと色良く味を含ませることができます。
硬めにゆでれば冷凍保存も可能です。
新農業基本法
食糧・農業・農村基本法(新農業基本法)は、99年7月に成立しました。今まで、農業基本法に基づいて農業政策が執り行われてきました。農業基本法では、食糧の安全性も自給保証もされませんせでした。農業の生産性が向上すること及び農業従事者が所得を増大して他産業従事者と均衡する生活を営むことが出来ることが目標でした。
新農業基本法は、食糧、農業及び農村に関する施策を総合的に推進し、もって国民生活の安定向上及び国民経済の健全な発展を図ることが目標です。農業施策は農業従事者だけのものではなく、国民生活の施策であるとし、自給率引き上げに取り組むなど、農=食が結びつけられました。農業従事者の生活の安定も、もちろん必要ですが、食に関する国民生活の安定確保は、不可欠です。
自給率を上げると言っても国の法律だけでは、具体性がありません。自治体が数値として、出していかなければ安全な食糧確保は難しい気がします。
八王子農業をテーマに学習会を開いています。
市民白書刊行委員会では1年ほど前から、八王子の農業をテーマに学習会をしています。具体的に足下の農業を残すというより、広げていく施策の展開が出来たら、と取り組んでいます。次回は、大谷町の木下さんの畑に行きます。5月27日(土)14:00からです。一緒に八王子農業を考えて見ませんか。参加の方は、ご連絡ください。