| やさい通信
2000年5月15日(月)福富りえ子
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本日の「私のやさい畑」は、下記の6品目です。
小比企町の鈴木さん | 館町の田中さん | 小比企町の小杉さん |
きゅうり
ほうれん草 |
きぬさや
葉たまねぎ
小松菜 | キャベツ |
葉たまねぎ
春先にだけ出る若い玉ねぎです。葉を付けたまま早取りします。葉は長ネギと同じにに使えます。ぬたなどいかがでしょうか。葉の下の葉鞘というところが成長して球状になった所が、通常玉ねぎとして食べているところです。生でもおいしく食べられます。
小松菜はおまけです。
小松菜はおまけです。分量がないので、田中さんがおまけに付けてくれました。収穫したり、束ねたり運んできたり少量といえど手間がかかるのに無料というのは、もうしわけない気がします。と言いながら、いただきました。
ブルームきゅうり
豊作でどんどん出来ています。鈴木さんのは、ブルームきゅうりと言って、表面に白い粉がふいたようについて、つやがありません。これは水をはじき、表面を保護する物質でブルームといいます。近年は、ブルームのないものが市場を席巻して、見栄えのしないブルームきゅうりは、見あたらなくなっています。ブルームきゅうりの方が、果皮が柔らかでおいしいので、鈴木さんは作りつづけています。トマトの時も書きましたが、ハウスなのに土壌消毒をしたことがありません。連作障害もでません。そういう例は全国でも珍しいそうで、他にたぶんいないと思います。何故なのか専門家も解明できてないそうです。
たくわん論議 燃焼
端境期にたくわんを入れた事により、たくわんを入れるのはルール違反ではと言うご意見をいただきました。「やさい通信」に良かったという意見と、良くなかったという意見と並列に並べて、私の意見を書きました。そのことで、大勢の方から「おたより」いただきました。
書くまでもないと思いますが、たくわん大いに結構と、やめといた方がいいというご意見が、それぞれありました。私はそれを書いてくださる皆様に感激しています。お名前は、失礼しますが一つ一つが貴重な文章なんです。
結論は、西寺方町の渡辺クニ子さんの言葉を引用しますと、思ったことをストレートに言い合うのは「やさい畑」の素晴らしい特質だということです。いいも悪いも言い合うこれが、私の目指した「やさい畑」です。たくわん論議だけでなく何でも言い合えるといいと思います。傷ついたり、喜びあったりするのは普通だと思います。それが出来る関係が今、反対になくなっているのではないでしょうか。
突然話は、飛びますが、憲法が改正される動きがあります。きちんと1人1人が真摯に論議をしなければ、知らないうちに変わってしまいます。論議をし合う構造がなくなり、みんな同じがいいみたいなのが、一番恐いのではありませんか。
俣野さんテレビ出演
グリーンチャンネル「日本全国ふれあいごちそう産」で磯沼牧場が取材されました。やさい畑にも取材にきて、配送する齋藤顕子が写されました。CSチャンネルといって契約してないと写らないチャンネルですが、磯沼牧場のポリシーを余さず伝え、街の中に共存する牧場を的確に捉えていました。
「やさい畑」の俣野さんのお宅に届けられたヨーグルトを食べるという設定のシーンでは、蜂蜜をかけてヨーグルトを食べる方法を俣野さんが、説明しました。お忙しい中、俣野さんありがとうございました。