| やさい通信
2000年5月8日(月)福富りえ子
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本日の「私のやさい畑」は、下記の5品目です。
小比企町の鈴木さん | 館町の田中さん | 小比企町の小杉さん |
小松菜
ミニレタス
トマト 又は
ミニトマトときゅうり
の詰め合わせ | ネギ | かぶ |
トマト
トマトが入った時、有機栽培でもこんなに早い時期にトマトが食べられるのかしらと驚きました。旬に食べる事が味も一番美味しく栄養も高いと信じていたのですが?露地物のようなおいしさですね!ハウス栽培でしょうか。 緑町の井口さんです。
このところ、きゅうり、トマトが入ってくるのがとてもうれしいです。どちらも我が家の好物なので、季節はずれとはいえども一年中食べることができ、ついつい旬とは関係なく買ってきてしまいます。「やさい畑」さんの野菜は安心して食べられるし、美味しいので夏ではないのにトマトが入っていた時は本当にびっくりして、喜んでいました。 元横山の神戸さんです。
井口さん、神戸さんがおっしゃっているトマトは、伊勢原の亀井さん紹介のトマトで3月下旬から4月上旬に入れたものの事だと思います。端境期で八王子に野菜が無い時は肉の「ハーブボーク」と米の「ひとめぼれ」の生産者亀井さんに送ってもらいます。亀井さんは豚にハーブを食べさせることによって、病気予防をし、抗生物質などの薬を使わない飼育をしています。その豚糞を田んぼに入れて、米を作っています。野菜も作っていて、循環型農業を循環型と言わないで実践している人です。
トマトは、ハウスものです。鈴木さんのもそうです。季節が1ヶ月八王子の方が、遅いのでしょうか、伊勢原に遅れて、八王子産が出てきました。
トマトの味については、好みもあるかと思いますが、亀井さんのが幾何学的なビルに囲まれた都会の味でフルーティな味覚なら、鈴木さんのは山間に流れる清流に冷やされた野生の味で酸味と甘みが濃厚にミックスした味覚です。
鈴木さんはハウスでずっとトマトを連作していますが、連作障害が何故出ないのか、専門家にも不思議なようです。こぶとり草という丈のある黄色い花をつける草をすきこんでいます。ハウスは太陽光線が当たるような構造になっています。温度により開けたり、閉めたりします。急激に温度が下降すると夜中でもブザーが鳴るように出来ています。早ければ6月終わり頃から露地になり、8月になるとほとんどなくなってきます。露地の方が確かに栄養はあるかもしれません。
小松菜
元横山町の峯岸さんおすすめの小松菜料理です。切って塩で揉みキムチの素を混ぜ込むと日持ちもするので常備菜になっているそうです。
同じく元横山町の神戸さんおすすめの小松菜料理です。油揚げかさつま揚などどごま油を使って煮びたし風に仕上げる。にんにくとしょうゆで炒る。ゆでて置いてみそ汁の具にとうふと一緒にいただく。みんなおいしいとのことです。お試しください。
おいしいものは大切に
別所の須田さんのお嬢さんは、小皿にとったおしょうゆが残ると自分でラップをして、次の食事の時にも使っているそうです。親の小言がきいたのでしょうと、言っておられますが、そういうこと言う親御さんが今日日貴重な存在だと思います。我が身の胸に手を当てて、反省した1日でした。作物とか動物に接しその命を食べていると本当に捨てるのが、もったいないと感じます。