| やさい通信
2000年2月14日(月)
福富りえ子
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本日の「私のやさい畑」は、下記の５品目です。
館町の田中さん | 小比企町の鈴木さん |
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かぶ
さといも
どちらかが京菜に
変わる場合もあります。 |
ねぎ
春菊
ほうれん草 |
かぶ
寒さで葉がだいぶ枯れてしまいました。葉がついていた方が、絶対にいいから、残った葉が付けてあります。付いてないのもあります。悪しからず。
春菊
食べる風邪薬と呼ばれ抵抗力を高める野菜です。ビタミンＣが豊富で、ビタミンＢ1、Ｂ2も多く含まれています。なべ物に入れれば、肉や魚のたんぱく質や脂肪の代謝を良くします。なべに春菊を入れるのは理にかなっているわけです。カロチンもたっふりで消化器系のがん予防野菜とも言われています。鈴木さんの野菜なら無農薬ですので、ミキサーで春菊の青汁を作っても安心です。
クニ子さんのリサイクル万能茶
「やさい通信」でも何度か紹介させていただきましたが、西寺方町の渡辺クニ子さんの万能茶が、「田舎暮らしの本」（発行／宝島社）３月号で大々的に紹介されました。
小冊子「私のやさい畑」で、「ハーブで洗濯、シャンプーを」とクニ子さん手書きの絵入りで作り方や使い方を紹介していますので、お持ちの方はご参照ください。
いろんな命の詰まったお茶をつくって飲んだり生活に使ったら、元気になるのではないか、と毒草以外、人の口に入る野草、野菜、穀物などあらゆるものをブレンドした万能茶が出来上がった経過が書いてあります。
身体に良いだけではなく、洗剤として使えば地球もきれいになる、野菜クズなども入れるので、ゴミも出ないと一挙三得（一挙両得の勝手な造語）の茶です。関心のある方は、ご覧ください。
日本バイエルアグロケム社の不誠実
並木町の日本バイエルアグロケム社の汚染土壌処理にともなう健康被害については、何度か「やさい通信」で取り上げました。環境庁も東京都も八王子市も現地に出かけたようですが、その時、排気口からダイオキシンが検出されていたことが判明しました。いったい何が加熱処理されているのでしょうか。
都が定めている「汚染土壌処理基準」に添った資料すら、市は会社に提出してもらっていないと言うのです。市は会社で見せてもらっただけなので、必要なら会社に見せてもらってくれという対応です。工事許可を出す資料も揃っていないでオケーを出したのでしょうか。信じられますか。
そこで日本バイエルアグロケム社長に２度も要望書を出しました。会社は同じ資料を何度も送ってきて、しかも送り主の責任所在が不明の文章です。文書でなく直接合って話し合いたい旨伝えてあるのにそのことには、まったく触れず同じ資料ばかり郵送してくる神経はなんなんでしょか。
有志で雨水を採取して千葉大学の中川先生に水銀の調査をお願いしました。一般都市と比べて、水銀濃度は３〜４倍でした。西八王子付近は50年以上水銀農薬を製造していた所なので、地域的に水銀濃度が高い。それは、長年の蓄積で、現在の排出によるものではない。周辺の健康被害は他の成分によるのでしょう。ということでした。農薬を製造いていた会社です。水銀だけでなく有機リンなどの被害も予測できます。被害で苦しんでいる子どもをしり目に見るだけで平気なんでしょうか。