サッカー日記 97年6月2日

山田暢久へ(個人的応援)


こんにちは。6月です。ロングバケーションの後、帯広合宿が始まります。
でも北海道の人の話によると「6月中旬の帯広なんてストーブたいてる」とか。 どちらにしても帯広に行けるかどうかで、今後トップに入る可能性があるのかサテライト暮らしになるのかが、 ほぼ決まると思われます。 どうかどうか、帯広に行けなくても「今は充電の時。今に見ていろ」と思って欲しい。

土曜日のNACK5「POWER UP THE J-League」を聞いた人の感想では、暢久のいじいじが直っていない様子でとても心配です。 「トップにあがれないのは、それなりの理由があるから。」とサテライトコーチ陣もはっきりきっぱり言っています。 もともと無口で積極的にインタビューに答えたシーンも数少ないし、闘志が表に出ないタイプなのは確かですが、 絶対素質はあるはず。

今まで各年代で代表に選ばれ、自分はそれなりの位置にいるんだ、という自負もあったでしょう。 それがトップにも選ばれず、サテライトでもなんだかうまくいかず、自信喪失してしまったのでしょうか? ただ、ふてくされてしまったのでしょうか?

例えば、アントラーズ。あのチームはスタメンも控えもほぼ全員名前がわかる数少ないチームです。 それだけ選手層が厚いと言えるでしょう。トップに上がったり落ちたり、上がったり落ちたりして、 くやしい気持ちを力にする術を知っているのだと思います。

もう一度、誰かが選んでくれるのを待つだけでなく、選んでもらえる自分になる事を目標に、何が足りないのかおのれを 見つめて欲しい。みんなが待っている事を忘れずに。


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