[たった一人だけの赤い魔道士]
 

要塞前にて、全16人のアライアンス

これは、7月20日に行なったMeifaのAF3の時の記念スクリーンショットです。フェ・インでの戦闘を終えて、要塞の戦闘を前に、全員で集まっ てとりました。

なんだか、このスクリーンショットだけで、ほかに語る必要のあることはないんじゃないかという気がします。
よく見える人見えない人いますね。
右の後ろのほうにいるエルヴァーンの赤い服はShelanです。その後ろに重なるように立っている黒魔道士のWillanが、一番見えにくいのかな。
なぜだか背を向けているのはシーフのInazo。今回の参加者では一番の高LVでした。(今回撮った何枚かのスクリーンショットで、全部後ろ向きなので す)

真ん中にいるのがMeifaです。赤いワーロック装備。赤魔道士。
その他には、ナイトが3人、暗黒騎士が2人、白魔道士が4人、吟遊詩人が1人、狩人が1人、黒魔道士が2人、シーフが2人・・・・・
以上、全部で16人です。
だから、これはたった一人だけの赤い魔道士の話なのでした。
 

2003年7月18日(金) ふて腐れていた赤い魔道士

その日、Meifaは大変にふて腐れていました。まあこの人はいつもそうです。少し気に入らないことが起きると、すぐに怒り出したりふて腐れたりす るのです。

その理由はというと、赤魔のAF3の進行がうまくいかなかったからでした。
AF3(Artifact装備クエストのPart3)は、AF装備集めの最終段階です。ですから難易度も高く設定されていて、基本的にはLV60(AF3 装備はLV60〜制限)の人たちが、フルアライアンス(6人パーティを3つで18人)集まる必要があるくらいだと言われています。
赤魔のAF3は大きく分けて2つのパートに別れていて、どちらでも戦闘が必要になっています。
1つは北の最果て、ボスディン氷河の北端にあるフェ・イン遺跡で、幽霊と戦う必要が。そしてその後には、ジュノそばのガルレージュ要塞内部でのゴーレムと の戦いが必要とされているのです。

金曜日、LV59だったMeifaは、突然その日に、そのフェ・インのパートをやろうと思い立ち、そして人がうまく集まらずに中止になり、そしてふ て腐れてしまっていたのでした。
Meifaはそれまで、AF3をどうするかということを考えて、こんな風に考えていたのでした。
「フェ・インと要塞を一度にやろうとすると、移動も大変だし、でも要塞は人数がたくさん必要だっていうから、知り合いを全部集めないと無理だと思うし、そ れならやっぱりフェ・インは終わらせておかないと、いくらなんでも2ヶ所につきあわせるわけにはいかないし。フェ・インをさっさと終わらせて、要塞でみん なに集まってもらえば簡単そう」

しかし、さっさと終わらせようなんて考えていたフェ・インのパートは、思ったほど簡単じゃあないらしいのでした。
経験者の話を聞くと、微妙に難易度のイメージには差があるものの、やはり10人以上集まらないと危険だという意見が大勢を占めていました。
特に幽霊タイプの敵は直接攻撃に耐性が高いので、黒魔道士の参加が欲しいところ。
突然その日に思い立って人集めを始めたわけですから、そんな都合良く人が揃うわけもありません。
結局はその日のフェ・インAF3作戦は企画倒れに終わり、中止になり、Meifaは頼んでいた人に謝り、謝って、それからふて腐れてしまったのでした。

それからMeifaはなぜだか飛空艇に乗り込み、ウィンダスに向かいました。
ウィンダスについて、港の武器屋で矢を買い込みました。500本ほど。正確には99本が1束なので、495本。

そしてサルタバルタからジュノに向かって歩きながら、目に入る敵にひたすら矢を射掛け始めたのでした。
Meifaの弓術のスキルは、5くらいでした。サルタバルタを抜ける頃には、スキルは2桁になっていました。そしてタロンギでもひたすら弓を引き絞り続け て・・・・・・

買い込んだ矢が全部なくなった時、弓術のスキルは30になっていました。
それからメリファトとソロムグを歩いて抜けて、ジュノに戻った頃には、さすがのMeifaももう、ふて腐れるのには飽きていました。
そしてジュノについたMeifaは、さっきお願いし、承諾を受けたのにその後で中止になったと断り、謝った友達に、再度tellを始めたのでした。

「次の日曜日、AF3をやろうと思っています。フェ・インと要塞での戦闘をします。よろしければお手伝いください」
 
 

7月20日(日) たった一人の赤い魔道士

そして当日が来ました。Meifaは土曜日に経験値を稼ぎ、LV60になって、この日を迎えました。
なぜ60にしたかっていうと、人に集まってもらって、そのAF装備を取るのだから、それを最後に取った時に、一緒につきあってくれた人に、装備した姿を見 てもらえるようにというような理由です。(AF3はLV60以上でないと装備できないので)

Meifaは、実行予定の22時より1時間ほど前にログインして、ルルデの庭でみんなを待っていました。
すぐに、YasyaとShelanがやってきてくれました。
今回は白魔道士の人をパーティのリーダーにすることにしていたので、2人には(Shelanは白で出てもらっていました)第2、第3パーティのリーダーを 担当してもらい、予定していたメンバーの振り分けを告げました。
それから、少し遅れて現れたNineは、Meifaと同じパーティでリーダーに。彼はアライアンスリーダーも兼ねてもらいました。

そのうちに、人が集まり始めました。
来ると約束してくれていたのに、回線の不良で来れなくなった人もいました。(Forneris)
期待していたナイトが1人減ってしまい、困っていたMeifaのtellを受けて、二つ返事で駆けつけてくれた人もいました。
集合時間になった頃に、「用事があって来れないと思う」と言っていた人からtellが来ました。彼は、ギリギリで駆けつけて参加してくれました。

16人が揃いました。予定していた15人から1人が来られず、新たに頼んだ1人、駆けつけてくれた1人。
段取りを説明しながら、ヴァズへと飛びました。そこから、全員でボスディン氷河を駆けぬけて、フェ・インに向かいました。
そして、フェ・イン遺跡の、その内部に。

あっという間に目的地の広場につきました。回りの掃除をしながら、前衛はTPを貯めていきます。
ちょうどその時、別の集団が同じ広場に現れました。彼らは見たところ、赤魔と白魔のAFのお手伝いの集団のようでした。
私たちが赤魔のAF3を1回やるつもりだと告げると、彼らは先に白魔AFをやると言って去りました。
それから、戦闘。
幽霊は溶けるように倒れました。

Meifaは幽霊の落としたコインを受け取ると、そばの枯れた泉にコインを入れ、そしてAF3のイベントを見ました。

後は、要塞です。

Meifaは各パーティのリーダーに要塞への移動を頼むと、1人でデジョンしてジュノ港へ。そこから飛空艇に乗ってサンドリアに移動して、イベント を進行させました。そして要塞パートのフラグを立てて、デジョンで再度ジュノへ。
チョコボに乗ったMeifaが要塞についたのと、タロンギ経由で要塞に移動していたアライアンスが全員要塞前に揃ったのは、ほぼ同時くらいでした。

そして要塞前で、全員の記念写真を取りました。一番上のスクリーンショット。

中に入ります。
先客がいました。こちらは、シーフのAFと赤魔のAFの合同アライアンスだったようです。
ちょうど赤魔の最後のパートの戦闘を始めるところだったらしいので、15分ほど待って、それから、戦闘場所に入りました。
TPはすでにみな300%貯まっています。誰もがみな、準備は整って。

赤魔AF3の最後の敵のゴーレムは、いろんなジョブのAF3で戦う敵の中でも、非常に強い部類に属する敵というのが定説です。
現に、すぐ前に戦っていたアライアンスは、その戦闘で数人の死者を出していたのです。

しかし最後の戦いを前にしたMeifaの中には、全然根拠のない自信が溢れてきていました。
なんだかもう、絶対負けないというような。

戦闘場所を指示します。それから、各人、各ジョブ、前衛、後衛にも指示を。
そして見まわすとそこには、15人の人たち。彼らはみな、こちらの指示もお願いも、全部わかっているかのようで、静かにうなずき、前衛はただ剣の柄に手を かけて平然とたたずみ、後衛はその魔力を見せるべき相手を黙って待っているかのようでした。
そういうわけで、Meifaは、何の恐怖も抱かずに、OakenBoxの置かれている部屋に入ると、それをクリックしたのでした。

そのまま、その部屋から走り出そうとするMeifaに重なるように、敵が現れたのを感じました。
たぶん、目的のゴーレムなのでしょう。Meifaは黙ってそのまま部屋を飛び出ました。入れ違いで部屋に飛び込んできたのは、ナイトたち。そして、各々の 武器を構えた前衛たち。
挑発の声。カチャリと武器を構える音。ガンガンというよりはゴツゴツというイメージに近い、武器の打突音。

部屋から出たMeifaは、同じパーティのNineと2人で、ひたすらに自分のパーティの前衛。LV65のナイトにケアルをし続けました。

ゴーレムとの戦い

その、最後の戦いは、後ろから回復をしていたMeifaから見ると、とてもとても簡単に終わったように見えました。
本当はどうなのでしょうか。
実はMeifaのアライアンスは、ただ知り合いを呼び集めただけにしては非常にバランスが整っていて、回復役は潤沢で、前衛は高いLVの歴戦の勇士が勢ぞ ろいで、しかも2人の黒魔道士もいてという、素晴らしく強力な陣容でした。
だから、それにしては、「ずいぶん長くかかるな」と思ったことは確かです。
非常に非常に強い敵も、こちらが強ければ、弱く見えるものです。

そういうわけで、戦闘は簡単に始まり、簡単に終わりました。ゴーレムはアライアンスの圧倒的な攻撃の前に、そして力強い2人のLV65のナイトの壁 に傷さえつけられずに倒れました。

要塞の前に戻り、解散します。
心からのお礼を。ありがとう。またね。よろしく。一緒にやろう。いつか。thank you ! (外国籍の友達もいたのです)

それから、数人残った人たちと、サンドリアに向かいます。ここからはもう、誰の協力も必要のないパートです。一人で行って、貰うだけでいいのです。
それでも私は、来てくれる人がいることをとても嬉しく思いました。だって、みんなの力で得たものを、それを手伝ってくれた人に見せることができないなんて 寂しいじゃあないですか。
Dartsと、ShelanとNineとJinkunの4人が、一緒に来てくれました。

そうして。テレポートで、ラテーヌから白魔のJunkunと2人で走ってきたMeifaが、北サンドリアに足を踏み入れた時、最後のイベントが始 まったのでした。

赤魔道士のAF3の物語は、いつもつまらないつまらないと悪口を言い続けてきたサンドリアのクエストにしては、少し、心に残るものでした。
それは、赤魔道士というよりは、ただの父と娘の物語だったのですけれど。

それから、MeifaはJinkunと2人で、ドラギーユ城の門前まで走りました。そこには飛空艇でサンドリアにやってきた、Shelanと、 NineとDartsがいました。
そしてみんなの前でMeifaは、今受け取った、AF3装備。AF装備の最後の最後のパーツ。赤い羽根付き帽子、ワーロックシャポーをかぶったのでした。
スクエアは、そのわずか3日前の7月17日のパッチで期間限定品として花火を導入していました。そういうわけで、Meifaの赤魔AF3は、回りの人たち が打ち上げる、美しい花火の中で終了したのでした。

まったく! 相変わらず幸運な赤魔道士です。世界で宇宙で、このヴァナ・ディールで。

打ち上げ花火と吹き上げ花火

花火はきっと、FF11の開発者が開発したものの中で、最も喜ばれたものの1つになるんじゃないでしょうか。
少なくとも私は、この日に上がった花火を、特にJinkunが山のように買い込んで打ちまくったエアボーンのことは忘れられないと思っています。

それから、来てくれた人の前で、こんなことを言いました。
これは、本当はみんながいる間に言いたかったのですが、最後に解散する時がバタバタしていて、言えなかったのです。

(Meifa) 私はホントに今日みたいなAF3をするのが夢で
(Meifa) 本当に夢がかないました。
(Meifa) 本当に、みなが集まってくれたので
(Meifa) それが一番嬉しいことです

って、今見ると、「ホント、本当」を3回も使っててわけわかんない文章ですね(汗

それは、たまたま金曜日に思いついたことがうまくいかずにふて腐れて、矢を500本撃ち尽した後に頭に浮かんだことでした。
ただひたすら知り合いに、Linkshellの仲間に、お願いした結果のことでした。
けれど気づいて、それを思い起こして見ると、これこそがたぶん、私の夢見ていたArtifact装備を得るための、最高のイベントなのでした。

「その伝説の武具を得るために、そこにいるすべての者はただ一人のために来ていた」

フェ・インから要塞へ。この戦いの集団に、赤い魔道士は一人だけ。
こんな夢のような話、そうそうありません。

その後、ドラギーユ城の前で5人は、延々3時間ほども、ずっと話を続けていました。
くだらない雑談、あんな話、こんな話。
それから、みんなで別れて寝ました。
 

その翌日、Meifaは所属Linkshellの仲間たちと、召喚獣との戦いに挑みました。
ラムウ、タイタン。
激戦が続きましたが、2体の召喚獣はついに、私たちの攻撃の前に倒れました。

雷爺さんとの戦い

まだまだ、他の召喚獣とも戦いたいですね。
それから、LV60制限のBCNM戦闘もしてみたい。
次のミッション。次の世界。

やりたいことがいくつもいくつも思い浮かびます。
Meifaはまだまだ、この世界、ヴァナ・ディールでの旅を続けるのでしょう。
 

いつも、この赤い羽根付き帽子をかぶって。
 

・ワーロックシャポー
防御力23、LV60以上、MP+20、INT+3、精霊魔法スキル+10、ファストキャスト効果アップ
 
 
 
 

[記:2003年7月22日]