基本設定 I


 時は江戸時代、4代将軍家綱の着任から物語は始まる。
 幼君が立てば、その下で陰謀が張り巡らされるのは世の常。
 幕閣重臣たちが、権謀術数を繰り返している。

 服部家は、家康に仕えた 半蔵正成の時には八千石の旗本まで出世したが、
 次代で没落し主君は切腹。改易され、家は取り潰された。
 それから10年。服部の伊賀衆は浪人となり各地へ散り、
 3代目半蔵は、 表向きは江戸で湯屋「雉子湯」の主として生活している。

 幼君の補佐役、保科正之は、 実は水面下で揺れ動いている幕府を
 何とかおさえ、幕府で実権を握るために 服部半蔵の一党を
 利用したいと思っている。
 政治家としての良心は有るが、権力者は綺麗事ではおさまらぬ。
 半蔵はその時々の事情により、 その要求を受けて仕事をし、
 またある時は反抗してその謀略をたたき潰す。

 現在お庭番衆たる甲賀衆は、幕府の重臣の命を受けて行動する。
 服部衆とは対立する事が多く、特に 頭領水口鬼三太と、その後を継いだ
 弟の鬼四郎は、 事ある毎に半蔵に異様なまでの対抗心を燃やしている。 

 半蔵の所在は、 天下のお尋ね者というわけではないので、
 格別隠されてはいない。(基本的には隠してるけど)
 だから「雉子湯」には甲賀衆も偵察に来るし、幕府の偉い人等が
 内々に使いを送って来たりする。

 こんなところかな。

半蔵さんの決め台詞
ー決まったものはないが、とみたのお気に入りを一つー
「影はもとより闇に消えるもの、
天に代わって貴様らを討つ!」

どこかが違う?

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1998.9.26. Last Update.