スーパーファミコン(Super Nintendo Entertainment System)

SNESエミュレータは比較的古くから開発されていたが、その再現度のためか なかなか日の目を見なかった。 最近になってMode7やHDMAに関する解析も進み、これらがエミュレートされるように なってようやく注目され始めた。 またマシン性能の向上にも助けられ、速度的な問題もなくなってきている。
一番の課題と思われていたサウンド機能のエミュレーションも着実に開発が進んでいる ようだ。 なんとVirtual Super Magicom(VSMC)の開発チームはすでにDEMOを使った音の再生に成功しているようだ。 商用ソフトでも音が鳴るようになればリリースするとのこと。 また、近い将来この技術を公開することも決めており、目が離せない。
SNES Professionalの開発中止は残念だが、Paradox Tramが開発メンバに加わったSnes97の今後に注目したい。 また、新顔のNLKSNESも楽しみな存在だ。
loopy氏もSNESエミュレータを開発中。すでにSPC700エミュレーションが50%完成しているようだ。
NESエミュレータSimNESの元開発者Andy Simpson氏による !SNES!が開発を中止した。スナップショットまで公開していただけに非常に残念だ。しかし、これに代わるかのようにGrimSNESBagiSNESpir8SNESSNEeSeといった新しいSNESエミュレータも登場している。
またまた新しいエミュレータSNESLightも登場。
Snes9Xに続きESNESもサウンドをサポート。 GrimSNESは開発中止に。
Snes9X [0.131(DOS), 0.10(Windows95 with DirectX): フリーウェア]
Jerremy Koot氏が開発したWindows版Snes96をGary Henderson氏がLinuxおよびDOS に移植したもの。本家がSnes97となった今もGary氏により独自に開発が進められている。

サウンドをサポートしたバージョン0.73のベータ版の話題で賑わっていたが、 7/9装いも新たにSnes9Xとして登場した。従来と同様にSunOS版とLinux版も同時に公開された。
バージョン0.10では念願のサウンドサポートがついに!!

7/20 Snes96の原作者であるJerremy Koot氏によるWindows95版がリリースされた。これによりSnes97は開発中止となり、Snes9Xに統合された形となった。

7/31 DOS版のバージョン0.12がリリースされた。変更箇所は以下のとおり。

8/16 DOS版のバージョン0.13がリリースされた。変更箇所は以下のとおり。 8/17 DOS版のバージョン0.131がリリースされた。変更箇所は以下のとおり。
Snes97 [0.0.1.5(DOS), 0.0.1.5(Windows95 with DirectX): フリーウェア]
MODE7の機能の多くをサポートしている。ウィンドウ処理も再現。
Windows95版はDirectXを使用し、DOS版とほぼ同等の速度で動作する。 Windows95版、DOS版ともに付加機能としてcheat機能を実装。
PowerMacintoshへの移植が開始され、4/16にリリースされた。また、この移植により別のSNESエミュレータプロジェクトVSWC(Virtual Super Wild Card)との統合が決定された。
4/19にリリースされたニューバージョンは、 スコープ処理、モザイク処理およびクリップウィンドウを見事に再現している。 また、BG回転時の重ね合わせ等も修正されているようだ。
最新バージョンであるバージョン0.1.5は若干の速度改善と細かなバグが修正されている のみであり、前バージョンとの大きな違いはない。

Snes96とSnes97は統合される方向にあり、 Snes96をベースにSnes97の機能を追加していく考えのようだ。 (Emu News ServiceSNES 96/97 Interview with Jeremy Koot by Eric Linenberg は必読。)

ESNES [0.14a(DOS): フリーウェア]
LordESNES氏により短期間で精力的に開発され、一気にSNESエミュレータの頂点に躍り出た。 それまでネックとなっていたMode7の回転、拡大縮小を初めてエミュレートした功績は大きい。
Ishmair氏の加入により、ついにサウンドもエミュレートされた。 Ishmair氏はこれまでにZ80エンジンや、System16エミュレータの サウンド部分(YM2151/Z80)等を開発している。

8/5 バージョン0.14aがリリースされた。
Ishmair氏によって進められていたSPC700のエミュレーションおよびアセンブリ言語による65816エミュレーションが実装されている。これまですべてC言語で書かれていたため、CPUエミュレーションのアセンブリ言語化により速度向上を図っている。

描画エンジンをtile-to-tileにすると非常に高速に動作するが、モード7のエミュレートができない。line-to-lineにすることでモード7のエミュレートも可能。
NLKSNES [0.1(d)(DOS): フリーウェア]
スペインのNerlaska Softwareによって開発されたSNESエミュレータ。
CPUエミュレーションおよび描画エンジンはアセンブリ言語で書かれ、 MODE7のエミュレーションも実装されている。
作者曰く世界最速のSNESエミュレータ。 バージョン0.01がリリースされた当初はその速さに驚かされたが、現在では飛び抜けた存在ではなくなっている。
久しぶりのリリースとなったバージョン0.1(d)での新規機能は以下のとおり。 筆者の環境ではなぜかHDMAおよびMode7がエミュレートされなかった。
SNES Professional [0.08b(DOS): フリーウェア]
DOSアプリケーションであるが、Windows95ライクなGUIを持つ。ジョイスティックもサポートしている。
ESNESの作者LordESNESの助けによりMODE7を一部サポートし、急速にESNESをはじめとする他のSNESエミュレータに追いついた。 バージョン0.09bではウィンドウ処理およびHDMAのエミュレーションが実装される予定 であった。
Paradox TeamはSNES Professionalの開発を中止し、Snes97 の開発に加わった。
SNEeSe [Demonstration5(DOS): フリーウェア]
Savoury SnaX氏によるSNESエミュレータ。
7/8 Demonstrationが公開された。Yoshi氏によるDEMO(TEST.SMC)が添付されている。
最初はC++で開発し、徐々にアセンブリ言語(MACRASMを使用)に書き換えていく計画のようだ。

8/11 Demonstrationがアップデートされた。今回で5回目のリリースとなる。 このバージョンでの変更点は以下のとおり。

現在実装されている機能は以下のとおり。 Demonstration(3)からは商用カートリッジも動作する。
SNESLight [Demo #1(DOS): フリーウェア]
Albert Lloyd Sawyers, Jr氏によって開発されているSNESエミュレータ。

8/17 Demo #1 がリリースされた。

!SNES! [v0.01(DOS, Windows95): ?]
SimNESのAndy Simpson氏が開発中のSNESエミュレータ。
開発の初期段階であるため実行速度は実機の10〜50%と非常に遅いが、 すでにMODE7のエフェクトを部分的にサポートしているようだ。
残念ながら6/18開発を中止したようだ。
GrimSNES [-(DOS): ?]
5/27にMrGrim氏を中心として開発を開始した。
現在CPU 65C816のエミュレーション部分をアセンブリ言語で開発中。

8/5 開発を中止し、Snes9Xの開発に加わることに。
ホームページは現在Snes9X for DOSのページになっている。

pir8SNES [-(DOS): ?]
正式名称がpir8SNESに決定され、iRoN gHosT氏をはじめとする5人により開発が始まった。
BagiSNES [-(DOS): ?]
Baromus氏とGiardante氏によるプロジェクト。
現在はまだデザインとリサーチの段階である。
7/7ホームページが消えた。

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