気になる人工知能 (意味理解2)

2022年12月 会話ができる機械 『ChatGPT』があらわれた。 
ほぼ自然に言葉を話せている。

機械とわかっているから、「意味理解をしていない?」 と勘ぐってしまうが、そうでなければ、人と区別できない。
とりあえず「チューリングテスト」には合格していそうだ。
(※注)


この技術があると  お医者さんのやる 『問診』 や コールセンターでの 『技術的相談(主に故障診断)』 のようなタスクは、
早晩、機械が上になると思う。

機械主体にやらせて、人間が  「OK (する)」 or 「NG (しない)」 だけ決断する形に移行すると思う

・・・その時は、利用者には ”人間より少ないですが、間違いが含まれる場合があることを承知の上で利用されますか?” 
       と同意を取る必要もあるだろう

「アキネーター」
ちなみに 世の中には、YES/NOで質問に答えていくことでイメージした物を言い当てる 「アキネーター」 というWebソフト がもう既にある。
「症状の原因名」、「機械・機器の不具合原因名」を最終的な答とすれば、 自然な日常会話を織り交ぜながら、 『問診』 や『技術的相談』を行い
最終的にこれらの答を言い当てることも これだともうできる気がする。

又、今は、チャット形式なので積極的(能動的)に人に働きかけてこないが、今後、音声によるアウトプットを追加する等して
ChatGPT側から話しかけてきたら 機械が意識を持つようにみえることさえ、起こり得ると思う。


Math TOP


(※注)
人間と違って、こちらから質問しないかぎり何分でも 待つ。

又、明らかに人間を超える能力がある。
これほど短時間で 作文、要約、簡単なプログラム生成ができて 何ヵ国語もスラスラ話せる人間は存在しない。
上位に  できないふりをする等 ディグレードするソフトが必要。