wine wine
   
 
ラベルの読み方
ラベルで味の予想を立てる
  どんなワインを選んだらよいかわからない、ワインを見ても、どれがどんな味わいなのかわからないという人が多いですが、ある程度各産地のワインの特徴を知っていれば、ワインのラベルを読むことで大体の予想が立てられます。
読み方のポイント -その1-
ワインのラベルには、商品名、産地、生産者、アルコール度数、容量だけでなく、葡萄の収穫年、品質のレベルなどが記されています。これらを知ることでワインの内容が推測できます。
EC諸国では、ほとんど産地名がワイン名となっています。というのも、産地ごとに味に特徴があるからです。この産地名は、狭くなるほどワインの性格もつかみやすく、上質なものとなります。例えば、生産国しか記されていないものよりは、地方名、地区名、葡萄畑の名前がついているものの方が上級ワインとなります。
また、葡萄の品種名がワイン名となっているものもあります。フランスのアルザスワイン、アメリカやオーストラリアの上級ワインに多いですが、この場合は、原料葡萄の特徴を知っていれば味の予測がつきます。
読み方のポイント -その2-
同じ産地名のワインなら、葡萄畑の所有者が造り、瓶詰したものの方がよいワインとされます。ワインは、葡萄の栽培、醸造、瓶熟の作業がありますが、栽培だけ、あるいは醸造までしかしないところも少なくありません。一方、栽培も醸造もせずに、ブレンド、瓶詰して販売するだけという業者もあります。
同フランス産のものでは MIS EN BOUTEILLE という記載があります。
これは、「瓶詰は・・・」という意味です。