ニキシー管の時計
Nixi Tube Clock
2000.08.13作成
2003.04.06更新
コミケ58〜60及び第4回フェスタ68において、ニキシー管の時計を展示しました。
(実際の制作は、私の友人ですが。)
多くの方が、これに興味を持っていただけたようです。
そこで、お話できた内容をQ&A形式でまとめてみました。
実際に、アンケートを取ったわけではありません。こういう話が合ったという記録です。
- Q.ニキシー管を見たことがありますか?
- 初めて見た。(存在を知らなかった)
こういう方、結構いらっしゃいました。特に若い方に。
既に一般では見かけなくなったデバイスですからね〜
- 知っている。見たことある。
ハード系の勉強をなされている方は、知っている方が多かったようです。
- 映画やアニメで見たことはある。
そう言えば、昔の映画やアニメに出てきたコンピュータには、必須のデバイスの一つでしたね〜(^^;
- Q.(見たことがある人に対して)どういうところで使われているのを見ましたか?
- 測定器に使われているもの
この回答が一番多かったです。工学系の大学などでは、今でも現役で使われているのでしょうか?
今回使ったニキシー管も、本来は測定器用の物らしいです。(交換用部品)
- 切符の券売機で
昔はお金を入れると、オレンジ色の光で金額を表示していましたね〜
地方では近年まで(といっても20年くらい前でしょうが)使われていたようです。
小学生の時にあったよ、と言うお話も聞かせていただきました。
- 電卓に使われていたのを。
これはびっくり。3名ほどこういう方がいらっしゃいました。
それって骨董品の部類に入るのでは?
今では液晶が当たり前ですし、その前は蛍光表示管ですから、更にその前の時代?の物になるかと。
- レジスターに使われているので。
これもびっくり。
レジスターに使われていたなんて、知りませんでした。
- 昔のピンボールゲーム機のスコア表示で
実はこれ、私の話なんです。
でも、最初にこれを言った方はいませんでした。
話すと、あぁ、あったあったと言っていただけたのですが、ゲーム機って印象うすいのかなぁ?
ちなみにもぐらたたきでも使われてるものもありました。
逆に、興味を持っていただいた方からの質問はこういう物がありました。
- Q.これ売り物ですか?
- A.売り物ではありません。展示のみでした。
いや、本当に欲しいと言う方もいらっしゃいました。
残念ながら、現在この1つしかありませんのでお譲りすることは出来ません。
- Q.配布予定はありますか?
- A.残念ながら今のところ予定はありません。
ニキシー管以外にも、今ではあまり使われない部品を使用するため、部品入手の目処すらたたない状態です。
ですので現在のところ配布予定はありません。出来たらいいのでしょうけど。
A.配布予定はありますが、時期は未定です。
各部品の入手が出来ましたので、配布する方向で動いています。
高圧回路を使用するため、完成品のみの配布になります。
当初コミケ60にて配布を予定していましたが、完成にいたらずそれ以降となります。
- A.コミケ62にてごく少数配布しましたが、今後は未定です。
ひとつひとつ手作りのうえ、一つ作るのに時間がかかるため、数をそろえることはほぼ不可能です。
よって今後再度配布するかは未定です。
- Q.売りに出せるようになったら幾らくらいになりそうですか?
- A.キットで5000〜7000円くらい。ただし部品の値段次第で変わりますが。
今回、実際に作った時にかかった金額がこれくらいです。しかし、結局は部品入手時のコスト次第で変わるでしょう。
なお、高圧回路を扱っているため、キットでの配布は止めた方がいいかなとも考えています。
配布時の目標価格は1万円以内です。
ただ、部品代だけも、1万円以内に抑えられるかは少々微妙なところですが。
(電気部品以外にも、高圧部分を直接触れないようにするケースもつけるためです。そのコストがバカになりません。)
コミケ62配布時の価格は15000円でした。
これは、当初の動けばいいレベルの回路から、実用に耐えるレベルの回路に設計を変更したこと、感電防止のために専用のケースを加工制作したためです。
儲けはありません(^^;
- Q.作り方知りたいのですが。
- A.回路図、部品リストはダウンロードできるようにしてあります。
実際に制作した友人のページに、回路図や部品リストなどが置いてあります。
部品の入手がネックになると思いますが、頑張ってください。
こちらからどうぞ(実際に作成した友人のページです)
なお、こちらのTOPページにもいろいろとハード工作ネタ、その他がありますので、ぜひご覧ください(^^;
なお、ニキシー管自体の作り方は知りませんので悪しからず(^^;
このニキシー管時計、ニ式が完成したそうです。
またもや作成は、私の友人です。(私は周りでちょっかい出していただけ(^^;)
他にもここが知りたい!などご質問がありましたら、
ハード関連掲示板もしくは
メールでお気軽にお問い合わせください。
感想もお待ちしております。
配布用ニキシー管時計(動作チェック中の写真です。)
戻る