SIGNALS

SUBDIVIONS
THE ANALOG KID
CHEMISTRY
DIGITAL MAN
THE WEAPON
NEW WORLD MAN
LOSING IT
COUNTDOWN

2作目のライブ盤発表後に出された本作は、音作りが変わってきました。これが「進化するロックバンドRUSH」たる所以なんですが、最初聴いたときは?でしたが、聞き込むにつれてRUSHだなと思うところがまた良いもんです。レゲエのリズムを取り入れたり(ポリス的)エレクトリックヴァイオリンの導入など、実験的な感じもあります。

国内版はライナーノにお金掛かってます(笑)
その当時のラウドネスの高崎晃氏と山下昌良氏インタビューとかも有りますし
まだの方は見てみると面白いかもしれません


SUBDIVIONS

重厚なシンセで始まる名曲
この曲はビデオクリップでよく紹介されてますし、人気もあります
(ビデオクリップでも、ちゃんとAlexが「SUBDIVIONS」と言ってるんです(笑))
新しきRUSHにふさわしいオープニング曲でしょう

THE ANALOG KID

一転軽快なギターで始まるアップテンポの曲
ここでGeddyは弾きまくってますね
間奏でのAlexのソロはアーミングも有りカッコイイです
3人のパワー全開みたいでお勧め

CHEMISTRY

シンセとAlex、BassとGeddy、それを支えるNeilと言う印象が強いです
途中でのAlexのギターカッティングも面白い感じ

DIGITAL MAN

もろにレゲエの感じ(笑)
そう言うよりポリス的と言った方がいいかな
RUSHの方がよりハードですけど
Neilのスネアの音が気持ちいい

THE WEAPON

訳せば「兵器」ですか・・・
恐怖3部作の一つです
兵器と言っても直接的なことを言っているのではないですが・・・
だんだん迫ってくるNeilのドラムのイントロ
シンセに絡むAlexのギター
かなり練られた感じのする曲ですね

NEW WORLD MAN

GeddyのBassがブリっとした音でカッコイイです
途中からいきなりアップテンポになったり、この辺はRUSHらしいですね
改めて聞き直してみるとすごくカッコイイ曲だと再認識(^^;

LOSING IT

非常に切なさを感じてしまうバラードである。
このアルバムの中でもかなり雰囲気が違います。
それが歌詞による物か演奏によるかは判断し切れませんが、じっくり聞いているとなぜか悲しい雰囲気になってしまう。
特にこの曲の雰囲気を盛り上げてるのがBen MinkによるElectric Violinsでしょう。
ライブのことを考えて音づくりをする彼らにしては以外でした。
通常ならシンセサイザーですますところなんでしょうけど・・・
この曲ってライブで演奏したこと有るのかな?
もし彼が出てきて演奏してたらかっこいいかもしれない。
どなたか知ってる方居られます?

COUNTDOWN

この曲は実際彼らがNASAにスペースシャトルの打ち上げを見に行った所から出来た曲です
曲の中に挿入されてるSEはその時のものだとか
なんか、打ち上げ時の緊張と期待が上手く表されていますね
この曲のビデオクリップはちゃんと打ち上げシーンが出ています