RUSHについて

カナダが誇るロック・トリオで、メンバーは

GEDDY LEE:BASS GUITAR,VOCALS,SYNTHESIZERS
1953/7/29生まれ
ALEX LIFESON:ELECTRIC AND ACOUSTIC GUITARS
1953/8/27生まれ
NEIL PEART:DRUMS,CYMBALS,ELECTONIC PERCUSSION
1952/9/12生まれ

です

この3人のライブはスタジオ録音に忠実で、とても3人で演奏しているとは思えず、ビジュアル面でも映像等を駆使し視覚の面でも演奏を楽しめる

残念なことに1984年の「名古屋」「福岡」「大阪」「東京」の4公演しか日本では演奏をおこなっていない

(1968年) (1969年) 
(1971年) (1972年) (1973年) (1974年) (1975年) (1976年) (1977年) (1978年) (1979年)
(1980年) (1981年) (1982年) (1983年) (1984年) (1985年) (1987年) (1988年) (1989年)
(1991年) (1993年)(1996年)(1997年) (1998年)
(2000年) (2002年) (2003年)


1968年

8月にアレックス、ジョン・ラトジーとベーシストにより初代RUSH結成される しかし、彼らのギグ直前にベーシストが来れなくなり、急遽アレックスがゲディーにTELし、初期ラインナップが完成される
12月、キーボードのリンディ・ヤングが4人目のRUSHとして参加


1969年

5月、ゲディーがバンドを抜ける 他の3人に新ベーシストを加え、バンド名をヘイドリアンとする
6月、ゲディーはオグリヴィーというバンドを結成
7月、オグリヴィーはジャドに改名し、リンディがジャドに参加 ヘイドリアン解散
9月、ジャド解散し、アレックス・ライフソンとゲディー・リー、1歳年上のジョン・ラトジーの3人によりカナダはトロントで再結成される


1971年

2月、4人目のメンバーのミッチ・ボッシがセカンドギタリストとして加入するが、すぐに脱退する

1972年

トロントのライブハウス等で活動し、ZZトップのサポートなどをつとめる

1973年

彼ら自身でムーンレコードというレーベルを設立し、シングルをレコーディングするが、ほとんど売れなかった
自主制作によってデビューアルバム「閃光のRUSH」を作る このレコーディングは深夜に行いスタジオ代を安く切りつめた

1974年

「閃光のRUSH」全カナダで発売される 後にマーキュリーレコードと契約する
ドラマーのジョン・ラトジー脱退する
7月29日新ドラマー、ニール・パート加入
8月に「閃光のRUSH」全米で発売される
 全米最高位108位 13週チャート・イン
8月14日ペンシルバニア州ピッツバーグから初の全米ツアーを行う

1975年

セカンドアルバム「夜間飛行」2/15発売され、全米ツアーを行う(キッス、エアロスミスの前座を勤める) 全米最高位113位 8週チャート・イン
収録曲のBy-Tor and Snowdogはモデル(犬)有り シェパード(By-Tor) 白い犬(Snowdog)
3月12日、アレックスがシャーリーンと結婚する
ムーンからアンセムへレコード会社名を変更する
「将来を約束された新人グループ」部門でジュノー賞(カナダ)を受賞する
7月、トロントスタジオで、3rdアルバムの録音を始める これにはBy-Tor and Snowdogの続編のTheNecromancerが収録される またこのアルバムジャケットをイアン・トマスバンドのヒュー・サイムが手掛ける
11月に3作目「鋼の抱擁」を発売
 全米最高位148位 6週チャート・イン

1976年

代表作「西暦2112」発売
 全米最高位61位 34週チャート・イン
TEARSでヒュー・サイムがメロトロンを演奏する またアルバムジャケットも担当する
6/11のカナダ・ツアー(トロント・マーシーホールの3回のギグ)を収録した2枚組ライブアルバム「世界を翔るロック」を9/29発売

アルバムタイトルのALL THE WORLD A STAGEはシェイクスピアの「お気に召すまま」(As You Like It!)の抜粋部分で、
「世界全体は舞台のような物、すべての男女は単なる役者/舞台に登場したり退場したりする/そして一人の人が自分の人生で色々な役を演じる」

 全米最高位40位 23週チャート・イン
初の全英ツアーを行う
11/22 CARESS OF STEELカナダにてゴールドディスク

1977年

イギリス録音の「フェアエル・トゥキングス」を発売
6月1日、イギリス、シェフィールドの公演を皮切りにツアーを開始する
 全米最高位33位 17週チャート・イン
 全英最高位33位 4週チャート・イン
このアルバムは続きとなっており、ニールパートを悩ます
11/16 2112&ALL THE WORLD'S A STAGEゴールドディスク獲得

1978年

全作の続きとなる「神々の戦い」10/29発売
収録されている「ラ・ストランジ・アート」(奇妙な町)は一発録りで録音!(40テイク掛かった)
この頃より曲造りはスタジオで行い始める
 全米最高位47位 21週チャート・イン
 全英最高位14位 6週チャート・イン

1979年

ニューアルバムのレコーディングに入る
1/8カナダの音楽大使に


1980年

1/1「パーマネント・ウェーブス」を発売
ディファレント・ストリングスで、ヒュー・サイム、ピアノでゲスト出演
また、ジャケットも担当する(ジャケット上に3人の名前が小さく書いてある)
 全米最高位3位 16週チャート・イン
 全英最高位4位 6週チャート・イン
ビルボードで3位を記録し、シングルカットされた「スピリット・オブ・レディオ」もヒットする
(この曲はトロントのCFNY局に間接的に捧げられている)

3/17 PERMANENT WAVES アメリカでゴールドディスク、カナダでプラチナディスク

1981年

2/15に傑作「ムービング・ピクチャーズ」発売
「魔女狩り」にてヒュー・サイムがシンセサイザーを演奏する(恐怖3部作第3部) ジャケットデザインも担当
「レッド・バーチェッタ」はワンテイクで録音!

 全米最高位3位 68週チャート・イン
 全英最高位3位 11週チャート・イン
このアルバムは全米アルバムチャートで、半年近くベスト10にランクされる
3/4 ALL THE WORLD'S A STAGR プラチナアルバムに
3/27 EXIT STAGE LEFTをMontrealにて収録
4月12日、スペースシャトルの発射を見学する 彼らが見学していた場所は「レッド・セクター・A」と呼ばれていた場所である
秋には2枚組のライブアルバム「ラッシュ・ライブ〜神話大全」を発売
ヒュー・サイムがジャケットを担当
 全米最高位10位 21週チャート・イン
 全英最高位6位 14週チャート・イン

1982年

1/5 EXIT STAGE LEFTゴールドディスクに
2/13 EXIT STAGE LEFTのVIDEOがMTVで流れる
Geddyが参加(TAKE OFF)したLP「GREAT WHIT NORTH」リリース
4月21日から7月15日まで「ル・スチュディオ」スタジオにてレコーディング
「ルーズィング・イット」ではFMのバイオリン奏者、ベン・ミンクが参加する
またこのアルバムではスペースシャトルの打ち上げを見た貴重な体験が生かされている
恐怖3部作第2部の「恐怖兵器」収録される
9/9「シグナルズ」発売
「ニュー・ワールド・マン」シングルカットされ、チャート23位まで上がる
 全米最高位10位 33週チャート・イン
 全英最高位3位 8週チャート・イン
11/10 SIGNALSプラチナディスク獲得

1983年

12作目のレコーディングに入る レコーディング作業は5ヶ月を越えることになる
収録曲の「内なる敵へ」は恐怖3部作の第1部である
アルバムカバーはヒュー・サイムが担当し、久しぶりの裏ジャケットの3人並んだ写真を肖像写真家ユニーフ・カーシュに依頼する

1984年

6/26「グレース・アンダー・プレッシャー」発売
 全米最高位10位 27週チャート・イン
発売直後ベスト10にチャートインする
待望の日本公演実現 名古屋、福岡、大阪、
東京の4回の公演をする
このときの名古屋(瀬戸市)の公演ではTAMAがニールのためにドラムセットのコピーを提供する
この公演ではPAなどはすべてレンタルであった
10/12 MOVING PICTURES Wプラチナ獲得

1985年

1/11 MANHATTAN PROJECTがROCK RADIOで10位に
「パワー・ウィンドウズ」発売
このアルバムでも色々な実験がされており、オーケストラ、コーラス隊の導入など
 全米最高位10位
「ビッグ・マネー」シングルカットされる
2/10 GeddyチャリティーソングのTEARS ARE NOT ENOUGHへ

1986年

2/19 EXIT STAGE LEFT のVIDEOがゴールドディスクに

1987年

9/8「ホールド・ユア・ファイアー」発売
「タイム・スタンド・スティル」にて“ティル・チューズディ”のエイミーマンがバックボーカルとして参加
これは高い声のパートがあったがゲディーの声ではあわなかっため依頼された
ビデオクリップにも3人と競演する
11/9 PERAMANENT WAVES&「EXIT...」プラチナディスク獲得

1988年

3作目のライブアルバム「ラッシュ・ライブ〜新約・神話大全」発売

1989年

1/10 A SHOW OF HANDSリリース
「プレスト」を11/14発売


1990年

1/11 PRESTゴールドディスクに
5/1 アトランタにてMR.BIGとジョイント
6/8 トロントのクラブPHOENIXのRIBBON CHARITY SHOWに出演
6/22 サウスパークのサウンドトラックにGeddyとAlex参加
9/4 CHRONICLESリリース

1991年

9/3 2年ぶりのアルバム「ロール・ザ・ボーンズ」を発売
[Dreamline]がスマッシュヒットする

1992年

1/8 CHRONICLESのVIDEOがゴールドディスクに
2/2 ROLL THE BONES RADIO9位に
2/24 GHOST OF A CHANCEがROCKRADIOの2位に
4/10 ヨーロッパツアー
4/13 CHRONICLES プラチナディスクに

1993年

デビュー20周年を迎える
10/19 19作目「カウンター・パーツ」発売
12/1 2112ダブルプラチナ HEMISPHERES、A FAREWELL TO KINGSプラチナディスク獲得
    FLY BY NIGHT プラチナディスク獲得 CARESS OF STEELゴールドディスク獲得
12/7 COUNTERPARTSゴールドディスク獲得

1994年

2/5 COLD FIRE ROCKRADIO3位に
10/4 NeilがプロデュースしたBUDDY RICHトリビュートアルバムをリリース

1995年

1/27 MOVING PICTURESプラチナディスクに
2/1 RUSHゴールドディスクに
11/17 2112トリプルプラチナ獲得
11/21 CHRONICLESダブルプラチナ獲得

1996年

Alex LifesonソロアルバムVICTOR発売
9/10 TEST FOR ECHOをリリース

1997年

国内で3年ぶりのアルバム「テスト・フォー・エコー」発売
また豪華ミュージシャンによるトリビュートアルバム「
ワーキング・マン」も発売される
ベスト盤のRETOROSPECTIVE 1・2が発売

1998年

3作目のライブ盤「Different Stages」11/10リリースされる
本作は2枚組+1978年(London)の音源を収録された3枚組である

2000年
Geddy Leeソロアルバム発表 my favorite headache
パートナーはSIGNALSに参加した、ジョン・ミンク

2002年

6年ぶりのスタジオアルバム「VAPOR TRAILS」発売
色々な事を乗り越えて発表された本作は初登場6位を記録
4/16 RUSH.COMスタート
今回のツアーは幾つかの休息を挟み、2002年の6月から11月まで66公演おこなわれ
(メキシコ・シティ含む)、さらに11月下旬にブラジルでの3公演がおこなわれた
7/15 Neil ゴーストライダーをリリース
11/20 ブラジル初公演

2003年

2/25 2112プラチナディスクに
前年におこなわれたリオ・デ・ジャネイロでのLiveの模様をDVD&CD化
国内は10/29にCD(ワーナー)発売
ちなみにブラジルの3公演の観客動員数は、ポルト・アレグレが25000人、サンパウロが60000人、リオ・デ・ジャネイロが40000人の合計125000人の観客動員数で有る

参考書籍VISIONS日本語版