GUITARS
アレックス・ライフソンとゲディ・リーの使用楽器についてまとめてみました。
自分自身弾いてはいますが、楽器については詳しくはないので年式とかは勘弁して下さい。
それと、スコアをまとめましたので、こちらへ。
ちなみにこれがAlexモデルのピックです
デビュー前はアレックスは「Gibson」ES-335(サンバースト)、ゲディが「Fender」プレジジョンベースを使用していました。
「ALL THE WORLD'S A STAGE」の中の写真で見られるのが、アレックスの「Gibson」レスポールとゲディーの「Rickenbacker」4001です。
アレックスがレスポールを弾いてる写真はこれぐらいしか無いんじゃないでしょうか。
ゲディーのリッケンはこの当時から使用しているのが解ります。
ちなみにこの写真の物かは解りませんが、彼らは1974/7/30にみんなで楽器を買いに行ったそうです。
(ニールはスインガーランドのドラムセット)
「A FAREWELL TO KINGS」になるとアレックスは「Gibson」ES-355(ホワイト)をメインに使用しています。
ゲディーは相変わらず4001なんですが、Xanadoの中でどうしてもGuitarが二本必要になったのか(?)、「Rickenbacker」の4080というBassとGuitarのダブルネックを使用しています。
最近までこれは特注品だと思っていたんですが、某掲示板にてカタログモデルであることが判明しました。
ゲディーは4+6の4080と4+12の4080/12を二本所有しています。
さすがライブでスタジオ盤を再現する彼らしいアイテムです。
でも、正直言ってかなり重いと思います。1曲が限度でしょうね。
この曲のライブ映像がLD「EXIT...STAGE LEFT」に収録されています。
使用しているのは4080/12です。
このLDで確認されているのはアレックスがES-355、ハワードロバーツ、SGのWネック、ストラトキャスター、「オベイション」のアコースティックギターで、ゲディーが4001と4080/12です。
「HEMISPHERES」のTHE TREESで使用したアレックスのアコースティックギターは解りません。
すいません。
次に確認できるのは「PERMANENT WAVES」の中の写真で、ゲディーがジャズベースを弾いている写真が有ります。
(後で気が付いたのですが、まだ入手したてみたいで、バダスのブリッジには交換されてません)
ジャズベース自体はそれ以前にも使用していたみたいですが、はっきり確認できたのはこれが初でしょう。ジャズベースを弾いている映像は次作「MOVING PICTURES」のLIMELIGHTのプロモビデオで確認できます。
このときアレックスは黒(メイプル指判)のストラトキャスターを使用しています。
「SIGNALS」ではアレックスのメインギターが「Fender」ストラトキャスターに変わっています。
「GRACE UNDER PRESSURE」ではゲディーのメインベースが「Rickenbacker」からスタインバーガーに変わりました。
昔読んだインタビューに「キーボードを弾くからこれが良いんだ」みたいなことが書いて有りました。
確かにこの時期はキーボードを多用しているため「Rickenbacker」では邪魔になるのでしょうね。
アレックスは彼自身が「ヘンター」と呼んでいるギターを使用しています。
「POWER WINDOWS」になるとゲディーのベースはWalに変わっています。
曲によってはスタインバーガーを使用しているみたいです。
「HOLD YOUR FIRE」になるとアレックスのギターが変わっています。
「シグネーチャー」というメーカーとの共同開発のギターです。
ゲディーは引き続きWalのベースです。
「PRESUTO」になるとゲディーのベースがジャズベースに変わりました。
現在はアレックスが「ポールリードスミス」、ゲディーが「Fender」ジャズベースと言うところがメインになっています。
アレックスはポールリードスミスのホエール・ブルーの物とスカーレット・レッドの2本を使用してます。
基本的には市販の物と同じですが、スカーレット・レッドの物はピエゾ・ピックアップ・サドルが装着されており、V・Tコントロールの間の2連コントロールでアコースティック・サウンドを出せるようにしています。
これによって、ギターの持ち替えをしないで演奏が出来るようになったようです。
ゲディーのジャズベースはフェンダージャパンから限定で発売されました。
黒にメイプル指坂の奴です。
値段もそんなには高くなく、発売を知っていれば欲しかったです。
現在は中古で探すしかないですね。
Alexのアンプ/エフェクターは今までマーシャル、ギャリエン・クルーガー、G.B.X、ディーン・マクレー、ピーヴィー5150などを使用してきたのですが、現在はマーシャルのようです。
現在はJCM-900ヘッドに1960キャビネットのセット。
それとは別にメサ/ブギーのV-TWINラックマウント・プリアンプも用意されてます。
その他デジテックGSP2101スタジオチューナー/プリアンププロセッサー、TSR-24、DMP-55、TCエレクトロニックTC1210スペシャル・エキスパンダー/ステレオ・コーラス/フランジャー、TC2290ダイナミック・デジタル・ディレイ+エフェクツ・コントロール・プロセッサー、アレシス、ギャリエン・クルーガーMPL100、パルマー・スピーカー・シュミレーターPDI-05などを使用中。
Geddyは今までサン、マーシャル、アンペグ、トレースエリオットなどを使用してきたが、現在はトレースエリオットGP12SMXベース・プリアンプ、トレースエリオット・クアトラバルブVRチューブ・プリアンプを同社のスピーカー・キャビネットで鳴らしてます。
その他CONNとコルグのチューナー、サムソンUR-50ワイヤレス・レシーバー、テック21-NYCサンズ・アンプPSA-1、デジテックDHP-55ファイブ・パート・デジタル・ハーモニー・プロセッサー、パルマーPDI-05スピーカーシュミレーター、パルマーPDI-03スピーカーシュミレーターなどを使用中。
最新作VAPOR TRAILS発表後のインタビューでAlex、Geddyが現在の使用楽器に付いて語っています。
まずAlexですが、レコーディングではPRSではなく、フェンダーのテレキャスターをメインで使用したみたいです。
また、How It isと言う曲では、マンドリンを大きくしたマンドーラというのを弾いています。
これを導入したことにより、曲にアクセントが出てますね。
この他にはストラトキャスター、レスポール、ハワード・ロバーツ・フュージョン、ES-335、ES-355、EDS-1275と、ラリヴィーと言うアコースティック・ギターが使用されたそうです。
EDS-1275はVapor Trailをレコーディング後、クリーブランドに有る「ロックの殿堂」に寄付されたそうです。
レコーディング時の他の機材は、ヒュース&ケトナーの”Triamp””Zentera”、マッチレスの”Clubman”、それとマーシャルだそうです。
エフェクターは”Zentera”に内蔵されているフェイザーやディレイといったところだそうです。
あとはヒュース&ケトナーの”Rotosphere”とBOSSのデジタルディレイとの事。
Geddyはと言うと、1972製の黒のフェンダー・ジャズベースで、これをアヴァロンU5のDIボックス、パルマーのスピーカーシュミレーター、歪にはサンズアンプRBIを。
これらを1176コンプレッサー、ニーブのプリアンプへつないでます。
プレイヤー誌(2003/2月号)にて、今回のVTツアーでの機材が紹介されてますので、ここでまとめてみます。
まずAlexですが、このツアーではかなりの数のギターを使用したそうで、紹介記事もかなり長い物になってます。
PRS Singlecut |
ヴァイオリン・アンバー・サンバースト(?) キルトメイプルのボディーに22フレット仕様 |
PRS CE24 |
アルダー材のバックのブラック 今回のメインギター |
PRS CE24 |
ホエール・ブルー(ブラックのサブ機) ゴールドカバーのPUに交換 |
PRS CE24 |
スカーレット・レッド マイク・クリスチャン製のピエゾピックアップ搭載 これに伴いアウトプットが二つに |
PRS CE22 |
ブラックサンバースト 22フレットモデル スカーレット・レッドのサブ機(P・PU付き) |
Fender Telecaster |
フロントとセンターがストラト用PU コントロールパネルの逆付け ストラト的なテレキャス(笑) |
Gibson Les Paul std |
プレミアプラスと言うモデル タバコサンバースト |
Gibson Les Paul std |
上の物のサブ機 こっちはピックガード付き |
Gibson Les Paul custam |
ブラックボディーにゴールドパーツ |
Gibson SG/LP with Deluxe Lyre Vibrolato |
本来はビブラートア^ムが付くが、 外して有るみたい |
Gibson EDS-1275 |
ホワイトのダブルネックギター 以前の物は寄付したので新しい物 |
Gibson ES-335TDSV |
ホワイトにリフィニッシュされた物 おなじみのギター |
Gibson J-150 |
アンプラグドで使用されたアコースティックギター 実はエレクトリック使用になる |
Ovation 1863 |
スタンドに付けて使っていた物 サブ機? |
Paul Reed Smith Fender Gibson Ovation
アンプに関してはHughes&KettnerのZenteraとTriampを使用。
ブルーの光がステージに映えます。
エフェクター類は
- ファーマンPL-8パワーコンディショナー
- ジムダンロップ、クライベビー・ラックDCR-1SR
- カスタムオーディオGCVA、MIDIプログラマブル・ボリューム・コントローラー
- TCエレクトロニック、TC1210ステレオコーラス/フランジャー
- ベリンガーXR4400マルチゲート
- GCXグランド・コントローラー/スイッチャー
- ベリンガーMX602マルチ・ミキサー
- TCエレクトロニックGフォース・デジタル・マルチ・エフェクター
- サムソン、シュアー ワイアレス・ドライヴァー
次にGeddyの機材ですが、今回からアコースティック・ギターが入ってます。
Fender Jazz Bass |
おなじみのブラックボディーにホワイトピックアップ メイプル指板でバダスIIのブリッジ |
Fender Jazz Bass |
ブラックボディーにベッコウのピックガード 4弦をDチューニングにしたもので、ブリッジはノーマル |
Fender Jazz Bass |
シースルーレッドでピックアップガードレス仕様 バダスII搭載で、2112用にチューニングが変更されている |
Fender Jazz Bass |
ブラック・ホワイトのサブ機 |
Taylor 612-CE |
レジストでのアンプラグド用アコースティックギター |
アンプ&エフェクター関係ですが、
- ピーターソン、ストロボチューナー
- サムソン、UHFワイヤレス・レシーバー
- ファーマン、PL-8パワーコンディショナー
- キティーホーク、MIDIレシーバー
- テック21サンズアンプRB1ベース・アンプ・シュミレーター(2台)
- アヴァロン、U-5D.I.(2台)
以上がラック上段で、下段には
- シンメトリック、ヘッドフォン・アンプ
- サムソン、UR-5ワイヤレス・レシーバー
- キティーホーク、MIDIレシーバー
こんな感じになってまして、それらの信号を3つに分けてます。
一つはアヴァロンへ通したクリーンサウンド、もう一つはサンズアンプへのODサウンド。
残りはトレースエリオットのパワーアンプから、パーマーPDI-05スピーカーシュミレーターを通りPAへ。
最後はNeilのドラムセット。
使用しているメーカーはDurm Workshopです。
色はレッド・スパークル・ラッカーにゴールド・ハードウェアで、サイズは
- スネア、DWクラヴィオット・シリーズのメイプル14X5インチ
- バスドラが22X16インチ
タムは左側から10X7、12X8、13X9で、フロアは15X12、16X16、18X16となってます。
更に左側に15X13とピッコロスネアが有り、ペダルはDWの5002AHデルタアクセラレーター2バスペダルです。
シンバルはジルジャンのAシリーズで、ハイハットは13インチのニューピート、トップは22インチのピンライド。
左からミディアムクラッシュ22インチ、ロッククラッシュ16インチ、スプラッシュ10インチ、ロッククラッシュ16インチ、ミディアムクラッシュ18インチ、チャイナボーイロウ20インチと18インチとなってます。
この辺は文章で書いてもよく判らないと思いますので、画像なりDWのサイトを見ていただければ判りやすいと思います。
Neilのドラムセットは360度セットが有名ですが、後ろのエレクトロニック・ドラムはRolandのV-drumsを使用。
海外サイトではNeilが紹介されてます。
内容はと言うと、レッドシェルの物を使用し、KD-120のバスドラにPD-120のパッドを7つ、Vシンバルを4つとVシンバルハイハットと言う構成です。
その他はジルジャンのニュービート14インチにピンライド22インチ、ミディアムクラッシュ20インチ、18インチのミディアムクラッシュとチャイナボーイロウの20インチとなってます。
それと鉄琴用にマレットKATのMIDIコントローラーを使用してます。
2007年時点での3人の楽器仕様リストがオフィシャルサイトで公開されてます。
ちょっと長くなるのでこちらでまとめました。