TEST FOR ECHO

TEST FOR ECHO
DRIVEN
HALF THE WORLD
THE COLOR OF RIGHT
TIME AND MOTION
TOTEM
DOG YEARS
VIRTUALITY
RESIST
LIMBO
CARVE AWAY THE STONE

3年ぶりのアルバムの本作は、今のRUSHらしさが出ています。3人ともプライベートでだいぶリラックスしたせいか、かなり練られた構成になっています。これが今のRUSHだと言うところでしょうか。ところで、国内版は何枚かのアルバムに、ニール・パートの書いた「公式ガイドブック及びユーザーズ・マニュアル」が載っています。ちょっと難しいところもありますが、併せて読んでいただきたい。


TEST FOR FCHO

不思議な響きのあるギターから始まるオープニングナンバーです。
ボーカル部分もコーラスが掛かり、感じ的に広がりのある音作りです。
静かな曲のようでとても力強い良い曲です。
お〜い、みんな聞いているかい?

DRIVEN

トリッキーなギターとベースで始まります。
しかし、一転アコースティックギターにチェンジ。
それにGeddyのベースが面白い弾き方ですね。
音もジャズベースらしくなくちょっと歪んだかたちでしょうか?

HALF THE WORLD

前の2曲に比べると比較的静かなミディアムテンポの曲ですね。
ボーカルの方も力強いのだけど、無理な歌唱はしないで比較的語りかけるような感じ。
高い音域を使ってないのが良いのかも。

THE COLOR OF RIGHT

力強いイントロから始まる曲です。
この曲もGeddyは心に迫るような歌い方ですね。
演奏自体もちょっと抑えた感じに聞こえるのは自分だけかな?

TIME AND MOTION

いきなりRUSHっぽいイントロですね。(笑)
間奏の部分などもいかにもって言う感じ。
Alexのギターも歪んだ感じでよろしいです。

TOTEM

面白い感じのイントロですね。
ポップな感じで聞いてて良い感じです。
でも、裏でAlexがシャープなカッティングしてますね。

DOG YEARS

かっこいいイントロです。(^^)
Geddyのベースがまた良い。
グリス奏法使ったりチョッパー気味のはねる弾き方したりして。
Neilもドラムもパワフルだし、このアルバムの中ではかなりハードロックしてます。

VIRTUALITY

これは現在の私たちの歌ですね。(笑)
でも、Neilが言いたいのはネットばかり繋いでないでもっと他の事した方がいいよみたいな事言ってたような・・・(^^;
確かにこれだけというのは良くないですね。
歌詞の中にあるように
「彼女の香水をかぎ・・・」
の様な事もなければ。(笑)

RESIST

なにか物静かで哀愁のあるような感じの曲です。
アコースティックギターの音色が耳に響き、Geddyの歌声が心に響きます。

LINBO

このアルバム唯一のインスト曲です。
さすがにインストともなれば3人のパワー全開という感じですね。
でも、弾きまくると言う感じではないんですよね。
さすがにツボを押さえた演奏とでも言うのでしょうか。(笑)
しかし、途中で人の喋る声が聞こえるんだけど、なんて言っているのだろう?

CARVE AWAY THE STONE

この曲もRUSH独特のリズムの取り方ですね。
最初はおとなしい感じの曲かなとか思っていましたが、演奏が進むにつれてハードな面も出ますね。
特にギターソロが終わったところとかは、かなり良いです。
しかし、Neilは色々なところから詩の題材を持ってきますね。
この辺が海外でも受ける原因なんでしょう。
シーシュポス・・・・知りませんでした。(^^;