COUNTERPARTS

ANIMATE
STICK IT OUT
CUT TO THE CHASE
NOBODY'S HERO
BETWEEN SUN & MOON
ALIEN SHORE
THE SPEED OF LOVE
DOUBLE AGENT
LEAVE THAT THING ALONE
COLD FIRE
EVERYDAY GLORY

さらにハードになった作品です。この作品でプロデューサーが再びピーター・コリンズになりました。かなりシンプルなアレンジになったため、ギター・ベース・ドラムが前面に出てきています。キーボードはSE程度です。このアルバムは私が好きな1枚で、特にインストナンバーのベースがカッコイイですね。あと“Cold Fire”のギターソロがらしくなくてちょっといい感じ。


ANIMATE

力強いドラム、ノリのいいベースで始まるオープニング曲。
これを聞いただけでこのアルバムの方向性が判ります。
シンプルでありながら彼ららしさが出ているのではないでしょうか。

STICK IT OUT

重い感じのイントロなんですが、コーラスが雰囲気をちょっと変えてますね。
でも、やっぱりヘビーです。

CUT TO THE CHASE

最初は物静かなんですが、途中からAlexのギターでハードな面に入ります。
所々お得意の3人攻撃もありますね。(笑)
Geddyのベースはかなりバキバキした音です。
場所によってSEの様にキーボードも入ってます。

NOBODY'S HERO

アコースティックギターから静かに始まります。
全体的に切ない感じがする曲ですね。
ヒーローは孤独なのかな・・・

BETWEEN SUN & MOON

面白い感じのイントロですね。
Alexにしては珍しい音色なのでは。
途中の部分も良いですね。
Neilのドラムがよい感じ。
それにしても、この歌詞って地球のこと言っているのかな?

ALIEN SHORE

またヘビーな感じの曲です。
リズムがかなり強調されてますね。
その分Alexは控えめで。(笑)

THE SPEED OF LOVE

広がりの有るAlexのギターが印象的な曲です。
それとは対照的にGeddyのベースはゴリゴリした感じですね。
Neilのドラムも行進曲のような感じもあり、面白い曲です。

DOUBLE AGENT

この曲も前の曲と似たような感じですが、もう少しハードですか。
動と静の同居した曲ですね。

LEAVE THAT THING ALONE

インストルメンタル曲です。
軽快なカッティングのギター、タイトなドラム、そして野太いベース。
この曲でGeddyはグリス奏法を多用してますね。
トーンも幾分柔らかめです。
しかし、彼らのインストナンバーは、ほんとうにかっこいいですね。(^^)

COLD FIRE

まず、小気味よいギターのカッティングで始まるこの曲は、今までのRUSHの曲とはかなり違った印象を受けます。
一言で言えばシンプルと言えるのではないでしょうか。
でも私は最近の彼らの曲の中ではとても好きです。
とても親しみやすいメロディーだし、歌詞も大人の男と女のラブソングですし。
ただ一つ残念なのはこの曲はちゃんとしたコーラスが欲しかったような気がします。
Geddyの声は高いからそれっぽく聞こえますが、エイミーマンを参加させたようにこの曲でも女性のコーラスが欲しかったな。

EVERYDAY GLORY

ミドルテンポの曲です。
Alexのカッティングは時を刻んでいるかのようですね。
Geddyの歌声もこちらに迫って来るかのような歌い方で、心に響いて来るかのようです。
歌詞も良いですよね。
最後の方の
「世の中は厳しいけど、我々がやらなければどうにもならない」
なんて、今の自分たちが言われているようです。