CLOCKWORK ANGELS







CARAVAN
BU2B
CLOCKWORK ANGELS
THE ANARCHIST
CARNIES
HALO EFFECT
SEVEN CITIES OF GOLD
THE WRECKERS
HEADLONG FLIGHT
BU2B2
WISH THEM WELL
THE GARDEN



RUSHのスタジオアルバム20作目です。(2012年)
CARAVANとBU2Bはアルバム発売前のタイムマシンツアーでも演奏しておりまして、ツアー時には5曲ほど曲は出来ていたそうです。
プロデューサーはNick RaskulineczでアートワークはHugh Symeが担当しております。
久しぶりのコンセプトアルバムで、アルバム全体の雰囲気は前作のS&Aより個人的には好きです。
ルーン文字を配した文字盤と針の位置などユーモアのある彼らならではでしょう。

1.CARAVAN
タイムマシンツアーですでに演奏されてまして、今のRUSHらしさが有りますよね。
オープニングを飾るにはとても良い曲ではないでしょうか。

2.BU2B
この曲もタイムマシンツアーで演奏されてましたが、アルバム収録時はイントロ部分が変更され、アコースティックギターになってます。
いきなり重いリフで来るよりはこっちの方が良いかもしれませんね。

3.CLOCKWORK ANGELS
アルバムタイトルにもなった曲です。
ハイハットの刻む感じが秒針が動く感じに聞こえ、天使たちが忙しく動いていそうです。
間奏の部分ではAlexの昔ながらのソロと、Geddyの普段弾きそうもないフレーズが出てきて楽しいです。

4.THE ANARCHIST
こう言うイントロの始まり方って久しぶりのような。(笑)
ギターリフの中のリズム陣の入り方かっこいいです。
それとGeddyのベースの音が素敵です。

5.CARNIES
ヘビーな感じで来ますが、一転明るい感じに変わります。
この辺の展開の上手さがRUSHですな。

6.HALO EFFECT
心に響くアコースティックギターによるイントロで始まり、強力なリズムとのコラボレーションの曲。
あまり歌い上げないGeddyのボーカルと動と静の繰り返しでの曲ではあるが、繰り返し聞いていると染み込んで来る不思議な感じです。

7.SEVEN CITIES OF GOLD
Geddyのベースのリフから入る曲で、ウォームアップかセッション中に出来たフレーズからヒントが出たのかなと感じます。
Alexの空間系エフェクターを使った独特のソロらしきもの(?)とリズムのうねりが面白いです。
歌メロは久しぶりに高音域ですね。

8.THE WRECKERS
軽やかなイントロで始まり、バックのストリングスと上手くマッチしてますね。
自分的には最後の最後で入るAlexのギターのトーンがけっこう気に入ってます。(笑)

9.HEADLONG FLIGHT
このアルバムの中でも一番ハードでスピード感の有る曲でしょうか。
文句無くかっこいいですし、RUSHファンには思わずニヤっとする部分も入ってますね。(笑)
とにかくGeddyが弾きまくってますし、三人がパワフルに演奏してますが、Liveでも再現しちゃうんだろうな・・・

10.BU2B2
ストリングスをバックにGeddyがしっとりと、時にパワフルに歌い上げる曲です。
短いけど良曲。

11.WISH THEM WELL
ちょっと変った感じの曲ですね。
特にボーカルのメロディーの流れ方は面白いし、バックにGeddyのコーラスが入ってます。

12.THE GARDEN
アルバムの最後を飾る曲ですが、アコースティックのやさしく煌びやかな音色と、Geddyの染み入る声が気持ちよいです。
この曲でNeilの作った物語は完結です。
小説も出るそうで、どんな感じになるんでしょうかね。


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