CARESS OF STEEL

BASTILLE DAY
I THINK I'M GOING BALD
LAKESIDE PARK
THE NECROMANCER

1.Into The Darkness
2.Under The Shadow
3.Return Of The Prince
THE FOUNTAIN OF LAMNETH
1.In The Valley
2.Didacts and The Bridge
3.Panacea
4.Bacchus Plateau
5.The Fountain

立て続けに発表された3作目です。特に印象に残るのはオープニング曲の“Bastille Day”ですね。イントロのリフがカッコイイです。4曲目と5曲目はこれからのRUSHを予感させる組曲になっています。演奏時間も12:30秒、19:59秒と力作です。


BASTILLE DAY

ごついギターのリフで始まるオープニングナンバー
スピード感もあり、とてもかっこいいですね
古きフランスの革命記念日のお話です

I THINK I'M GOING BALD

今まじまじとこの曲の訳を読んだんですが、なんか凄いですね(笑)
髪の毛が抜ける=老いていくというのも・・・

LAKESAIDE PARK

ポップな感じの演奏とGeddyの力強いボーカル。
間奏の部分にアコースティックギターがかぶっていたりしていますね
メロディアスな良い曲です

THE NECROMANCER

1.Into The Darkness
2.Under The Shadow
3.Return Of The Prince

日本語のタイトルは「新しい日」となってますね
なぜこの訳になったのかちょっと疑問です
曲としては録音にこってみたりして、実験的な感じがします
かなり重く暗い感じがしますが・・・
2曲目の間奏部分はとても力強い演奏で圧倒されます
3曲目では前作に登場したBy-Torが再登場
しかし、ビトール王子はないんじゃないかな・・・

THE FOUNTAIN OF LAMNETH

1.In The Valley
2.Didacts and Narpets
3.No One At The Bridge
4.Panacea
5.Bacchus Plateau
6.The Fountain

このアルバムの最後を飾る組曲です。
優しい感じのするオープニングで始まります。
その後だんだん曲が盛り上がり攻撃的なリズムパターンへ。
旅立ちにあう感じの曲から一転Neilのドラムソロへ・・・
このころからすごい手数ですね。(笑)
そして「よく聞け」と言われ次へ。
歌詞の中にも出てきますが、個人の寂しさと叫びを感じさせてくれます。
そしてその混乱が過ぎ彼を救った女性−パナセア−彼女の優しさを感じつつまた彼は旅立つ。
先の見えない恐怖と不安。
そして疲れ。
ワインが彼を癒してくれるのだろうか・・・
そしていよいよ目的の泉へ。
目的の場所への恐怖と希望。
しかし、そこへ到着してもそれが新しい旅の始まりでもあるのだと。
そして彼は気づく、自分は自分自身なのだと言うことを・・・

こうして改めて聞き直すとかなり練られた曲だというのが判ります。
前作発表から数ヶ月というのが信じられませんね。
それだけ彼らがのっていたのでしょう。

t-nabe