FLY BY NIGHT

ANTHEM
BEST I CAN
BENEATH,BETWEEN AND BEHIND
BY-TOR AND THE SNOWDOG
FLY BY NIGHT
MAKING MEMORIES
RIVENDELL
IN THE END

ニール・パートが参加した2作目という事で、初期の代表曲“By−Tor and the Snowdog”が印象的です。初期のRUSHのきっかけを作ったアルバムで、これ以後の何枚かのアルバムの方向性を示しています。私個人としては“Anthem”が好きですね。


ANTHEM

パワー有るギターのリフと、これでもかと叩きまくるNeilのドラムで始まる新生RUSHの1曲目です。
短いがこのアルバムを代表するヘビーな曲です。

BEST I CAN

軽快なロックンロール・ナンバーです。
エンディングは、なんか聞いたこと有るような感じですよね。

BENEATH,BETWEEN AND BEHIND

ギター、ベース、ボーカルが同じ事をやるというのはこの曲からだったんですね。
上っていく感じのメロディーラインが、印象的です。

BY-TOR AND THE SNOWDOG

RUSH初の組曲です。
噛みつく物雪犬の登場です。
この曲の聞き所はやっぱりインストの部分ですね。
バトルの様子が判るようなスリリングな展開です。

FLY BY NIGHT

甘いトーンのギターと、相変わらずブリブリいってるベースのこの曲。
アルバムタイトルの曲から考えると、ちょっとおとなしいかなと思うのですが、よく聞くとアコースティックギターがバックで鳴っていたり、かなり時間を掛けて録音した感じがします。

MAKING MEMORIES

アコースティックギターで始まるポップで感じのいい曲。
間奏ではAlexがスライド・ギターを披露してます。

RIVENDELL

このタイトルは、J.R.R.トールキンと言う英国の著名な作家の作品に登場する『裂け谷』というエルフの里の事だと思われます。
『裂け谷』は旅人達が旅の疲れを癒す憩いの場であり、この曲もその通りの雰囲気を持っています。
トールキンの小説『ホビットの冒険』『指輪物語』では、主人公一公は物語の序盤と終盤にそれぞれ『裂け谷』へ寄り、旅への英気を養いあるいは長い旅の疲れを落としていきます。
皆さんもハードな初期の作品群に挑戦する前や聞き疲れた後には、是非この曲へ立ち寄って心と体を休められるとよいでしょう。
エルフの陽気な歌声の代わりにゲディの繊細なささやき声が、森のざわめきの代わりにアレックスのヴァイオリン奏法が、温かく皆さんを迎えてくれる事でしょう(^^)。       ------------------------------------------------------------
小島 暁(AKIRA) e-mail:fwiz6421@mb.infoweb.ne.jp ------------------------------------------------------------

IN THE END

静かなイントロで始まります。
Geddyの歌声もしっとりとして、またいい感じ。
途中からハードな感じにはなりますが、曲を通して聞けばそれほど派手な感じはしません。