2112
2112 1.OVERTURE 2.THE TEMPLES OF SYRINX 3.DISCOVERY 4.PRESENTATION 5.ORACLE:THE DREAM 6.SOLILOQUY 7.GRAND FINALE A PASSAGE TO BANGKOK THE TWILIGHT ZONE LESSONS SOMETHING FOR NOTHING |
このアルバムはやはり最初に収録されてる組曲の2112でしょう。
もしこの曲のビデオクリップが有れば、ストーリーのあるすばらしい物になったことでしょう。
しかし、当時A面を使った2112が目立ちますが、B面の出来もすばらしくRUSHファンのなかにはこのアルバムがBESTと考えてる方も多いと思われます。
2112
OVERTURE
THE TEMPLES OF SYRINX
DICCOVERY
PRESENTATION
ORACLE THE DREAM
SOLILOQUY
GRAND FINALE
この曲については私がわざわざ言わなくても良いのではと思うくらい初期RUSHの名曲です。
上にも書いておりますが、レコード片面を使った組曲です。
幕開けとなるOVERTUREからエンディングのGRAND FINALEまで、ドラマチックに展開されます。
この元になったストーリーですが、色々なところで形を変え出てきてますね。
たとえばスティックスのミスター・ロボットは管理された世界でロックを表現したい者達が立ち上がるお話ですし、フール・フォー・ザ・シティーと言う漫画も、管理された世界で昔の音楽などがひっそりと伝えられ、最後は主人公達がロックコンサートをおこなうというストーリーです。アインランドの小説や2112からインスパーされたとは思えませんが、なぜか似てしまう所が面白いです。(笑)
A PASSAGE TO BAGKOK
この曲もまず印象に残るのはイントロです。
野太く弾かれるギターの音と、中華風のイントロで始まるこの曲はいつものRUSHとちょっと違う感じがします。
でも、歌メロは良い感じですよね。
詩を読んでみても、戦前の古き良き時代のアジアの感じがします。
A面とは違って現代に戻ってきた1曲です。(笑)
私がRUSHと初めて会ったのがこの曲でした。
その当時は洋楽の情報を手に入れるのは、少ない雑誌とラジオのFM放送位のもので、ほとんどTVではロックは聴くことはない状態。
その当時NHKFMで渋谷陽一氏がやっていた放送を聞き色々なバンドや曲を聴くのが楽しみでした。
ちょうどこの曲が放送されたのは人気投票があり、その結果として流れてきた曲です。
(順位はまったく覚えていませんが、その当時からRUSHに投票した人達がいるのってすごいです)
とりあえずカセットテープにとっておいた中の1曲でした。
ちなみにこの次にはMr.BIG(今のとは全く別のバンドです)の曲があったのですが、これも中華風のアレンジでした。
THE TWILIGHT ZONE
切ない感じのするバラード調の曲です。
Alexのギターの音色が切なく響いてきます。
LESSONS
この曲では一転明るくポップな感じで、アコースティック・ギターがかなりを占めたりしてます。
詞をAlexが担当してるのも珍しいですね。
TEARS
Geddyが切なく歌い上げるバラードです。
この曲はGeddyが詞を担当してます。
SOMETHING FOR NOTHING
アルバムの最後を飾るハードな曲です。
こちらに歌い掛けるようで印象的です。
私自身の歌の鼓動になるような物はあるのか?